お友達の車やレンタカーを借りる時など、普段乗り慣れない車を運転した時に、困ってしまうのが、
給油口が車の左右、どちらについているか?
そんな時は、運転席のメーターパネルについているガソリンゲージを一度見てみてください。
最近の車には、ガソリンゲージの所に給油機のマークがありますが、そこに矢印で給油口が車のどちら側にあるか表示されているんです!
矢印が右についていれば右側に、左についていれば左側に給油口があると覚えておけば、ガソリンスタンドで給油の時に、迷わなくて済みますよ。
ところで国産車の多くは、左側に給油口が付いています。
これは、どうしてだと思いますか?
車には、必ず後方の左右どちらかに、排気マフラーが付いています。
排気マフラーは、車から排気ガスを排出するためのもの。
日本の場合、道路は左側通行なので、左側の歩道側に排気ガスが出ないように排気マフラーは右側にあることが多いんです。
また、排気ガスは、エンジンから排気管を通って排気マフラーから排出されますが、この排気管が、かなりの熱を持ちます。
そこで安全面を考慮して、給油口は排気管や排気マフラーとは反対側になるように設計されることが多いんです。
なので、国産車の給油口は左側にあることが多いんですよ。
給油口の位置一つとっても、ちゃんとした理由があるんですね。
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