この番組でも何度かご紹介しています「フェニックス共済」。
正式には「兵庫県住宅再建共済制度」と言います。
阪神・淡路大震災での経験と教訓を踏まえて、自然災害の発生時に、被害を受けた住宅の再建や購入、補修を支援する共済制度です。
兵庫県内に住宅をお持ちの方なら、誰でも入ることが出来るんですよ。
負担金は、年額5000円。 住宅の規模や構造、築年数に関係なく加入できます。
「フェニックス共済」のすごいところは、地震だけでなく、津波・風水害・竜巻・豪雪など、あらゆる自然災害により半壊以上の被害を受け、住宅を再建等した場合、最大600万円の給付が受けられるという点です。
年額500円をプラスして、一部損壊特約を付けることもできます。
さらに水害等に備える「家財再建共済制度」もあります。
こちらは賃貸住宅を含め、県内にお住いの方なら、加入することが出来ます。
実際に、過去に発生した様々な災害で被害を被った後、「フェニックス共済」の給付を受けた加入者の方からは
「いつ起きるかわからない自然災害に備えて、フェニックス共済に加入していましたが、金銭面だけでなく精神面においても支えとなり、良かったと思いました」
「まさか自分たちにこういうことが起こるとは思いもよらず、負担金も少なく安心なので、軽い気持ちで加入しました。被災した時は、本当に落ち込みましたが、給付金が受け取れるとわかり、加入してよかったと思いました。」
といった声が寄せられています。
「フェニックス共済」は、災害への備えとしては非常に充実した制度です。
しかし、今年3月末現在で、住宅再建共済制度の加入率は9.5%。家財再建共済制度の加入率は2.6%、とまだまだです。
災害はいつ襲ってくるか分かりません。近い将来の発生が予想される「南海トラフ地震」。
さらには兵庫県内を走っている様々な断層帯による直下地震や、近年頻発している水害や土砂災害など、自然災害のリスクは常に身近にあります。
「まさか!?」に備えて「フェニックス共済」、ぜひ加入して下さいね。
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