「渋滞」というと、テレビのニュースで、延々と車の列が続く映像を見ることが多いと思いますが、この「渋滞」という状態には、実はきちんと定義があるんですよ。
日本道路公団の定義では、
①時速40Km以下のスピードでしか走られず
②その結果、車列が1Kmも続き
③その状態が15分以上続いた場合
「渋滞が発生した」、と見なすそうです。
ちなみに名神高速道路、中国自動車道などの高速自動車国道では、「時速20Km以下」 で渋滞が発生したと見なす。
阪神高速道路だと「おおむね時速30Km以下」で、渋滞が発生したと見なす。
道路によって判断基準が違うんですね。
ところで、こうした自然渋滞は、どうして起きるんでしょうか?
その発生メカニズムの一つとして「ボトルネック現象」があります。
例えば、2車線と2車線の道路が合流した後で、併せて4車線の道路になれば、車はスムーズに進めますよね。
でも、合流しても引き続き2車線しか無いとなると、これはどうしても渋滞してしまいますね。
他にも自然渋滞の原因には色々あります。 どんな理由だと思いますか?
正解は
・トンネルの中 (体感速度が速いので、自然とスピードが落ちる)
・カーブ (恐怖感から減速する)
・上り坂 (気づかずに減速している)
こういうことが繰り返されることで、渋滞が起きてしまうんですね。
渋滞に巻き込まれると、ついついイライラしがちです。
しかし、こんな時こそ、ラジオでも聞きながら、落ち着いて運転しましょうね。
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