昨年は、「大阪北部地震」や台風21号など都市部を直撃する災害で、大きな被害が相次ぎました。
近い将来に発生が予想されている南海トラフ地震など、大規模な災害に備えて、普段から、非常時に備え備蓄をしておくことが大事です。
大規模な災害では、電気・ガス・水道などのライフラインが止まってしまう可能性が高いので、そのような状況になっても生活できるような準備が必要です。
まずは、ご家庭で食料・飲料水などを備蓄しておくことをお薦めします。
備蓄する目安ですが、阪神淡路大震災や東日本大震災のような大規模な災害の発生にも対応できるよう、1週間分を用意しておくことが推奨されています。
他にも、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、手回し充電ライト、カセットコンロ、携帯トイレ、なども備蓄しておきましょう。
それから前回の「災害時のトイレ」でもご紹介ましたが、飲料水とは別にトイレを流したりするための生活用水も必要です。
日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をはっておくなどの準備をしておきましょう。
もしも、自宅が被災して、安全な場所へ避難することになった場合に役立つのが、「非常用持ち出しバッグ」です。
バッグの中には、
飲料水、乾パンや、ビスケットなどの非常食、貴重品、ばんそうこうや常備薬などの救急用品、ヘルメット、懐中電灯、衣類や下着、携帯ラジオ、予備電池
など、避難したときに最低限必要な物を入れておきます。
乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・哺乳瓶なども必要です。
高齢者のいるご家庭は、おかゆなどやわらかい食料品、常備薬なども用意してください。
食物アレルギーのある方はアレルギーに配慮した食料を用意しておく必要があります。
普段からのしっかりした準備で、災害の発生に備えておきましょう。
- まごころ歳時記(5月24日)
- 家庭での備蓄について
- こだわると、いろいろと手間がかかるようで・・・