5月1日のゲストは、茶道 武者小路千家 第14代家元の千宗守さんに電話出演して頂きました。
千宗守さんは千利休の茶の湯の伝統を伝承している「三千家」の一つ、武者小路千家(むしゃこうじせんけ)の14代目の家元です。
去年の秋には、これまでの活動を評価されて、旭日双光章を受賞されました。
実は千さん、仕事がら伝統文化に携わっているので、長生きしたらご褒美がもらえるかもしれないとは思っていたそうですが、思っていたより早い受賞だったので、びっくりしたそうです。
そして、今回の新柄コロナウイルス感染症ですが、武者小路千家の総本山で、けいこ場でもある「官休庵」でも影響が出ているそうです。
茶の湯の稽古は日々の積み重ねが大事ですが、いかんせん、茶席はどうしても「三密」の環境となってしまうため、やむなく中止を決められたとのこと。
ですが、活動休止の後に、お弟子さんたちから「必ず収まるからその時は今まで以上に頑張って稽古をします」という手紙を貰ったそうで、千さんも日本の伝統「茶道」を継承する者として励む決意を強くされたそうです。
千さんには、事態が落ち着けば、7月にあらためてご出演いただく予定です。
- 外出自粛だけじゃない! 簡単に出来る感染対策
- 千宗守さんに電話出演して頂きました
- まごころ歳時記(5月1日)