8月7日の「一紀のいろいろ万華鏡」は、石川県在住の「木地師」中嶋武仁さんに電話出演して頂きました。
中嶋さんは石川県の山中で木で器のベースを作る木地師を30年間続けています。
お父さんも木地師だったそうで、中嶋さんは2代目だそうです。
山中漆器の特徴は木目が見えるように漆が塗られているいるのが特徴のため木地師の技術より必要だそうです。
番組では中嶋さんが作った光が透けるほど薄く、空気のように軽い「ぐい吞み」を紹介しました。
「ぐい吞み」を薄さを測るときは内側から光をあてどのくらい透けるかで測っているそうです。
また薄くすることで飲み口の薄さが酒の切れに繋がり、内側の微妙なカーブは酒の流れ具合を調整しているとのこと。
木地師は漆を塗ると見えなくなる仕事だそうですが、作品をより綺麗にするために隠れてしまう仕事でも手を抜かないそうです。
スタジオでは、器によって飲み口が違うのかをアルミカンのお2人に試してもらいました。
陶器と木のぐい吞みでは、木のぐい吞みの方が甘味や旨みがダイレクトに伝わってくるそうです。
グラスと陶器のおちょこでは、陶器のおちょこの方が柔らかく感じるそうです。
日本酒をテイスティングするときはワイングラスのような口の広いグラスの方が良いそうですよ。
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