今の時期、台風と並んで注意が必要なのが、竜巻です。
竜巻は、7月から11月にかけて多発する傾向があり、9月が最も多く発生しています。
竜巻とはどういうものか、説明すると
「非常に発達した積乱雲によって発生する渦巻き状の激しい突風」
のことを言います。
・直径は数十メートルから数百メートル
・非常に速いスピードで移動
・短時間で狭い範囲に集中して、大きな被害をもたらす。
そして竜巻は、台風や寒冷前線、低気圧など積乱雲が発生しやすい気象条件に伴って発生します。
つまり、これからのシーズン、日本のどこでも発生する可能性があるんです。
もしも、次のような天気の変化を見たら、竜巻への注意が必要です。
- 真っ黒い雲が近づいて、辺りが急に暗くなる。
- 雷鳴が聞こえたり雷が見えたりする。
- 冷やっとした冷たい風が吹き始める。
- 大粒の雨や「ひょう」が降り出す。
もしも運悪く竜巻に遭遇してしまったら、次の方法で身を守りましょう。
・屋内にいる場合は、窓や雨戸・シャッターを閉めて、建物の中心部に近い、窓の無い部屋へ移動する。
・屋外にいる場合は、車庫や物置、プレハブなどには避難せず、頑丈な建物の中へ避難する。
・もし避難できる建物が無ければ、水路など近くのくぼみなどに身を伏せて、両腕で頭と首を守り、飛んでくる物に気をつける。
竜巻発生の可能性がある場合、気象庁が「竜巻注意情報」を発令します。
テレビやラジオ、インターネットなどで情報を確認しましょう。
- まごころ歳時記(9月26日)
- 竜巻から身を守る方法について
- ワクワク!ドキドキ!