23日の「いろいろ万華鏡」では、神戸大学附属病院 乳腺内分泌外科 特命教授の谷野裕一さんに、乳がんの中でも治療が難しいと言われる「トリプルネガティブ乳がん」についてお話を伺いました。
乳がんは、病理検査でがん細胞が持つタンパク質を調べることで5つのタイプに分類できるそうです。その一つが「トリプルネガティブ乳がん」です。
他の乳がんと違ってホルモン療法など効果がないことが多く、抗がん剤による治療が中心になるそうです。
トリプルネガティブ乳がんは乳がん全体の約10%を占めており、治療薬が限られていることから予後不良といわれています。他の乳がんより再発の可能性も高く、若い人に多いのも特徴です。
谷野さんたちは、このトリプルネガティブ乳がんの治療薬を開発するためにクラウドファンディングを使って開発費用を集めているんです。
日本は海外に比べると大学の研究予算はこうした取り組みが普通に行われているそうです。
協力してみようと思われた方は、ぜひこちらまで
トリプルネガティブ乳がん:再発を防ぐ治療薬、確立のための臨床試験を
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