一紀のいろいろ万華鏡
世代を超えた交流で「共助」の社会を
21日の「いろいろ万華鏡」では、堺市にある白鷺団地で、高齢者がビジネスを通じて社会とかかわっていく事業に取り組んでおられるNPO法人「cocoloito」代表の桝谷武志さん(右)、鳳編物総合学園代表の平井美智代さん(中央)、そして大阪府立大学の学生である大安晃さん(左)に、お話を伺いました。
高齢社会となった日本が抱える問題の一つが、高齢者が社会とのつながりを失っていくこと。
そこで桝谷さんたちは、モデル地域として選ばれた白鷺団地で、平井さんによる編物教室を開催。
高齢者住民の皆さんに参加していただくともに、「モノを作る」「作ったモノを販売する」という事業モデルを起ち上げることで、高齢者の皆さんが「社会とつながっている」ことを実感していただける仕組みを作ろうとしています。
また高齢者の皆さんが持っている「知識と経験」を次の世代に受け継いでいく試みとして、大安さんたち大阪府立大学の学生さんたちが、事業への参加を通じて高齢者の皆さんと交流を深めているそうです。
こうした取り組みが、日本中に広がっていけば、本当の意味での「共助」社会が実現できるかもしれないですね。
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