さて、今年の夏は、またしても暑くなるということで、気を付けないといけないのが熱中症です。
熱中症で救急搬送された人数は、全国でこの7月24日から7月30日までの間だけでも、5,315人にのぼります。
これは昨年度の同時期と比べて、1.4倍になります。
熱中症とは「高温多湿な環境で、水分や塩分のバランスが崩れて、体内に熱がたまってしまう状態」を言います。
その結果、
・筋肉痛になったり大量の汗をかく。
・吐き気や倦怠感などの症状が現れる。
・時には意識障害など重症になることも。
熱中症にならないようにするには、次のことに注意しましょう。
・屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分を補給しましょう。
・部屋の温度をこまめに計って、扇風機やクーラーなどで温度調整をしましょう。
・外出時には、日傘や帽子を使いましょう。なるべく日陰を利用して、こまめに休憩を取りましょう。
実際に、救急搬送された事例の40%近くが、自宅などの住居にいる時に、熱中症の症状が出ています。 屋内にいるからと言って、油断してはいけません。
特に高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能などが低下しています。周りの人も注意しておきましょう。
もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、
1,涼しい場所へ避難させる。
2,体を冷やす。
3,水分・塩分を補給する。
といった応急処置をしましょう。
そして、自力で動けない、意識がない、痙攣を起こしている、といった症状が見られたら、ためらわずに119番しましょう。
コーナー提供:
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