毎年12月から3月の間、猛威を振るうのがインフルエンザです。
兵庫県内でも流行のピークを迎え、1月第3週(1月15日から1月21日)の定点医療機関からの患者報告数は「警報レベル」に達しています。
1月21日までの直近5週間の間に、兵庫県内だけで21,297人の患者が報告されています。
年齢分布では、5~9歳32%、0~4歳18%、10~14歳17%の順と、15歳未満が全体の67%を占めています。
インフルエンザは非常に強力な感染症です。
感染を防ぐために、あらためてインフルエンザの予防対策を確認しましょう。
もっとも大事なことは、次の5つです。
①インフルエンザワクチンの接種を受けましょう。
②帰宅した時や食事前には、石けんによる手洗いを心がけましょう。
③室内では加湿器など使って、適切な湿度を保つようにしましょう。
④外出時はマスクを着けて、なるべく人混みは避けましょう
⑤日頃から十分な睡眠と栄養のある食事で、体力維持に努めましょう。
もしも、
「38℃以上の発熱」「頭痛、関節痛、筋肉痛」、「鼻水、のどの痛み、咳」
といった症状が急に現れたら、インフルエンザの可能性があります。
その感染経路は、咳やくしゃみによる飛沫感染が、ほとんどです。
もしも「インフルエンザかも」と思ったら、通勤や通学は控えて、速やかにマスクをつけて医療機関を受診しましょう。
マスクを持ち合わせていない時に、咳やくしゃみが出そうになったら、ハンカチやティッシュペーパーなどで口と鼻を押さえて、他の人から顔を背ける「咳エチケット」を心がけましょう。
日頃の生活のちょっとした注意で、インフルエンザを予防し、感染の拡大を抑えることが出来ます。
自分自身や周りの人たちを守るために、普段から予防対策を心がけましょう。
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