まだまだ寒い日が続きますね。こんな時期に車を洗うのは気が進みませんが、実は冬場にしっかり洗車しておかないと、車に重大なダメージが起こること知ってました?
雪の降る地方や、道が凍結しやすい場所では、道路に凍結防止剤や融雪剤などが撒かれます。
雪道でのスリップを減らすために、これはとても大事なことなんです。
ところで、こうした凍結防止剤や融雪剤が、どういう成分で出来ているか、ご存じですか?
実は「塩化カルシウム」というものが入っているんです。
この「塩化カルシウム」自体は、海水にも含まれているので、人体などには特に大きな害はありません。
凍結防止剤や融雪剤を撒くと、この塩化カルシウムの効果で、氷が溶けて水になります。
こうすることで、スリップのリスクを減らすわけです。
で、それと「車の洗車」と何の関係があるのか?
察しのいい人は、もう気づいているかもしれませんが、「塩化カルシウム」つまり塩分が混じっているわけです。
そんなものが撒かれた道路を、車が何度も走っていると・・・
そう!車が錆びてくるんです!
特に、路面に近い場所にあるマフラーなどは、真っ先に錆びてきます。
しかも、車体の下ですから、ついつい見落としがちです。
凍結防止剤や融雪剤がまかれている場所を走ったときは、寒いのを我慢して、しっかり愛車を洗っておきましょう!
- まごころ歳時記(2月16日)
- 冬場の洗車のお話
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