夏場の車内は、太陽光で加熱されてますから、まさに「炎熱地獄!」
JAF(日本自動車連盟)の調査では、日中に窓を閉めきった車内は50~60℃にまで達するそうです。
計器盤の周辺(いわゆるインパネ)に至っては80℃近くになることもあるそうです。
特にボディが濃い色の場合、淡い色に比べて、さらに車内温度が+5℃ 程度上昇するそうです。
そんな車内の温度を下げるには、どうすればいいか?
JAFがいろんなテストをした結果、最も早く温度を下げるには、
- 窓を全開にする。
- エアコンを「外気導入」にして走り出す。
- 車内の熱気を放出したら窓を閉め、「内気循環」にして冷やす
ことが最も効率的だそうです。
JAFの実験では、この方法で55℃だった車内温度が、2分以内に約29℃まで急減したそうです。
ちなみに、窓を閉めた状態でエアコンをかけただけでは、同じ程度の温度にまで下げるのに10分ほどかかるそうです。
窓を開けることで車内の熱気が排出され、さらに走行することでクルマの後部にある換気口部から、熱気が一気に吸い出されます。
またエアコンを一旦、外気モードにすることで、車外の空気を吸いながら冷気を車内に吹き出すため、冷却が促進されるというわけです。
皆さんも、ぜひお試しあれ。
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