気象庁の3か月予報によると、この1月から3月は、寒気の影響を受けにくいため、平均気温は高いとのことです。
特に、降雪の予想される日本海側では、向こう3か月の降水量は平年並か少なく、降雪量も少ない見込みです
だからと言って、急な冷え込みが起きないということではありません。
そんな時こそ注意が必要なのが、路面の凍結です。
昨年の今頃は、兵庫県北部や北陸などで記録的な大雪に見舞われて、列車が運休したり、たくさんの車が立ち往生するなどの豪雪災害に、見舞われました。
この出来事を教訓に、国土交通省と警察庁は、全国の高速道路や国道の内、13の区間で、大雪時のタイヤチェーン装着の義務化を決めました。
この内、近畿圏では、北陸道の木之本ICから今庄ICの間と米子道の湯原ICから江府ICの間が、チェーン義務化の対象区間となります。
規制は、気象庁が特別警報や緊急発表を出すような、異例の降雪時に実施されます。
チェーンの義務付けは、車種を問わず、冬用のスタッドレスタイヤを着用している車であっても対象になります。
このチェーン規制に違反すると、道路法に基づき、6月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
兵庫県でも、播但連絡道路や北近畿豊岡道をはじめとする、但馬地域へお出かけの際は、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を、独自に呼び掛けています。
降雪地域へ車で出掛ける際は、チェーンの積み込みはもちろん、大雪や通行止めが予想される場合は、不要不急のお出かけは控えましょう。
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