まあ、3月に限らず、交通事故には常に注意しないといけませんが、1年の内で最も交通事故の発生が多い月は、いつだと思いますか?
正解は「12月」です。
とはいえ、一年の上半期に限定すると、一番多い月は「3月」なんです。
3月に交通事故が多い原因としては「先急ぎの心理」が働いているからではないかと指摘されています。
年度末は仕事が忙しくなるので、車や人が慌ただしく動く傾向があります。
その結果、安全確認が疎かになったり、信号の変わり目に強引に通過したりなど、無理な運転をするようになります。
またこの時期は、花粉症などに悩む人が頭を悩ませる時期でもあります。
花粉症の症状が出た状態で運転するのは、集中力に支障をきたしたりするので、症状を抑えるために、事前に薬を服用する方も多いと思います。
ただ、こうした薬は抗ヒスタミン剤の影響で眠くなるなど、かえって運転のパフォーマンスを落とすなどの副作用があります。
薬剤師や医師に、副作用の強さや、服用後どの程度の時間、どういった副作用が出るかを確認しておきましょう。
また3月は、1日の内で交通事故が起きる確率が高いとされる17時から18時の夕方の時間帯に、ちょうど日没を迎える微妙な時期です。
日没のタイミングは、周囲の視界が徐々に悪くなるため、完全に日が沈んで真っ暗になった時より、事故発生の危険度が増す傾向があります。
運転前に準備すべきことは、きちんと準備したうえで、気持ちを落ち着けて、安全運転を心がけましょう。
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