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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2020年7月7日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    熱中症への注意と対策

    まだまだ梅雨は明けませんが、ジメジメした暑い日が続いていますね。

    そこで気を付けないといけないのが「熱中症」です。

    熱中症とは、

    「高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れて、体内に熱がこもった状態」

     を言います。

    その結果、

    ・めまい、立ちくらみや手足がしびれる。

    ・吐き気や倦怠感などの症状が現れる。

    ・時には意識障害など重症になることも。

    といった症状が出ます。

    消防庁の調査では、実際に、救急搬送された方の約4割は入院が必要でした。        

     

    熱中症にならないようにするには、次のことに注意しましょう。

    屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分の補給を!

    4割の事例が、住居で発生しています。屋内にいるからと言って、油断してはいけません。

     

    扇風機やエアコンなどで、部屋の温度調整を!

    特に高齢者は、暑さを感じにくく、汗もかきにくいなど、体の感覚機能が弱くなっており判断が遅れがちです。 周りの人も気を配ってあげましょう。

     

    外出時には、日傘や帽子を使いましょう!

    移動中は日陰を利用したり、こまめに休憩を取りましょう。

     

    マスクの着用は適切に!

    新型コロナウイルス対策でマスクをつけて外出する機会が多いと思いますが、マスクによる熱中症のリスクにも気をつけないといけません。

    屋外で人と十分な距離、少なくとも2メートル以上が確保できる場合はマスクを外すようにしましょう。

     

    もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、

    1,涼しい場所へ避難させる

    2,体を冷やす

    3,水分・塩分を補給する

    といった応急処置をしましょう。

    そして、自力で水が飲めない、意識がない、痙攣を起こしている、といった症状が見られたら、ためらわずに救急車を呼びましょう。