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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2020年9月29日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    竜巻から身を守る方法について

    今の時期、台風と並んで注意が必要なのが、竜巻です。

    竜巻は、7月から11月にかけて多発する傾向があり、9月が最も多く発生しています。

    竜巻とはどういうものか、説明すると

    「非常に発達した積乱雲によって発生する渦巻き状の激しい突風」

    のことを言います。

    ・直径は数十メートルから数百メートル

    ・非常に速いスピードで移動

    ・短時間で狭い範囲に集中して、大きな被害をもたらす。

    そして竜巻は、台風や寒冷前線、低気圧など積乱雲が発生しやすい気象条件に伴って発生します。

    つまり、これからのシーズン、日本のどこでも発生する可能性があるんです。

    もしも、次のような天気の変化を見たら、竜巻への注意が必要です。

    • 真っ黒い雲が近づいて、辺りが急に暗くなる。
    • 雷鳴が聞こえたり雷が見えたりする。
    • 冷やっとした冷たい風が吹き始める。
    • 大粒の雨や「ひょう」が降り出す。

    もしも運悪く竜巻に遭遇してしまったら、次の方法で身を守りましょう。

    ・屋内にいる場合は、窓や雨戸・シャッターを閉めて、建物の中心部に近い、窓の無い部屋へ移動する。

    ・屋外にいる場合は、車庫や物置、プレハブなどには避難せず、頑丈な建物の中へ避難する。

    ・もし避難できる建物が無ければ、水路など近くのくぼみなどに身を伏せて、両腕で頭と首を守り、飛んでくる物に気をつける。

    竜巻発生の可能性がある場合、気象庁が「竜巻注意情報」を発令します。

    テレビやラジオ、インターネットなどで情報を確認しましょう。