3月5日の「いろいろ万華鏡」では、宮城県気仙沼市にあります有限会社ナカデンキ 代表の斎藤英敏さんにお越しいただき、東日本大震災から10年を迎えた被災地の「今」についてお話を伺いました。
東日本大震災では地震と連動して発生した巨大津波の影響で、2万人近くの死者を出す大災害となりました。
斎藤さん自身もあやうく津波にのまれそうになりましたが、建物の上へ避難することでかろうじて助かったそうです。
あれから10年たってこの2月に再び大きな地震が起きて、当時の記憶がまざまざと甦ったそうです。
そんな斎藤さんが危惧しているのが、本当の意味で被災地が復興できていないこと。道路などのインフラは元に戻り、新たに高台が造成されて津波対策も万全になりました。
しかし肝心の「人」が帰ってこない。帰ってきても仕事がない、収入も少ないなどの理由から、街から戻ってくる人はほとんどいないのが現状だそうです。
また地球温暖化の影響もあってか、主力産業である漁業も振るわず、これからの将来への不安をいただきつつも、とにかく前に進むしかないという状況だそうです。
今回斎藤さんからは、地元支援の力になれたらということで、3月の月間プレゼントとして気仙沼市の名産の一つであるフカヒレを使ったご当地ラーメンのセットをご提供いただきました。
こちらは3名様にプレゼントです。 どんどんご応募くださいね。
〒650-8580 ラジオ関西「寺谷一紀のまいど!まいど!」月間プレゼント係
- あれから10年 忘れてはいけない記憶です
- 東日本大震災から10年 被災地の「今」を伺いました
- まごころ歳時記(3月5日)