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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2021年7月29日(木) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    熱中症への注意と対策

    これから本格的に夏らしい暑い時期に入りますが、そこで気を付けないといけないのが「熱中症」。

    熱中症とは高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れるなどして発症する障害のことを言います。

    その結果、

    ・めまい、立ちくらみや手足がしびれる。

    ・吐き気や倦怠感などの症状が現れる。

    ・時には意識障害など重症になる

    といった症状が現れます。

     

    今年はさらに新型コロナウイルス感染症の影響で、マスクの着用など制約も多いので、さらに注意が必要です。

    そこで、兵庫の新たな生活様式「ひょうごスタイル」を踏まえた熱中症の

    予防方法をご紹介します。

     

    屋外・室内に関係なく、こまめに水分と塩分の補給を!

    2020年6月から8月の間、熱中症で救急搬送された方の約4割は住居で発生しています。 屋内にいるからと、油断してはいけません。

    扇風機やエアコンなどで、部屋の温度調整を!

    特に高齢者は、暑さを感じにくく、汗もかきにくいなど、体の感覚機能が弱くなっており判断が遅れがちです。

    周りの人も気を配ってあげましょう。

    日頃から健康管理をしましょう!

    感染症予防も兼ねて、日頃から体温測定や健康チェックを実践しましょう。

    また暑くなり始めの時期から、適度な運動をすることで、暑さに慣れるようにしましょう。

    マスクの着用は適切に!

    マスクによる熱中症のリスクにも気をつけないといけません。

    屋外で人と十分な距離、少なくとも2メートル以上が確保できる場合は適宜マスクを外して休憩しましょう。

     

    もしも熱中症が疑われる人を見かけたら、涼しい場所へ避難させるといった応急処置をして、ためらわずに救急車を呼びましょう。