9月最後の「いろいろ万華鏡」では、10月1日の「日本酒の日」に合わせて開催される「全国一斉日本酒で乾杯!」イベントをご紹介しました。
お話を伺ったのは、日本酒造組合中央会 需要開発委員会 副委員長で
なぜ日本酒の日が10月1日なのかというと、まず十二支の10番目に当たる10月は「酉」の月、日本では「トリ」と読まれますが、元々は壷の形を表す象形文字で、酒を意味していることにも由来しているそうです。
そして10月といえば新米を収穫し、酒蔵が酒づくりを始める季節です。以前は、酒づくりの季節が10月から翌年9月の区切りとなっており、それに合わせて酒造年度は「10月1日」から始まる一年間でした。
というわけで「日本の酒」である日本酒を後世に伝えるという思いと、一層の愛情とご理解をという願いを込めて、1978年に日本酒造組合中央会が「10月1日は日本酒の日」と定めました。
古来、日本酒は神様にお供えする神聖なものとされてきました。そして「乾杯」には、神様の前で人々が心をひとつにする願いが込められているそうです。
こうした理由から、10月1日の日本酒の日に「全国一斉日本酒乾杯!」イベントが開催されることになったそうですよ。
今年はコロナ禍ということもあって、大々的なイベントが難しいことからオンラインでのイベント配信や、参加者一人一人がSNSなどを使って「日本酒で乾杯」を発信していくスタイルが採られるそうです。
皆さんも、ぜひさんかしてみてはいかがですか?
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