6月27日の「いろいろ万華鏡」では、日本酒の魅力を再発見するユニークな企画「といろのお酒 十彩PROJECT」についてご紹介しました。
このプロジェクトは、全国10の酒蔵とコラボし、それぞれの酒を日本の伝統色にちなんだネーミングで展開するもので、「十人十色」をコンセプトに、多彩な味わいを色で表現しています。
先日東京で開催されたイベントでは、メディアでも活躍中の料理研究家 北原和樹さんによる特製料理と、厳選された6銘柄の日本酒をペアリング。
なかでも夏酒「涼野(りょうや)」は、軽やかな酸味と甘みが特徴で、暑い夜の風呂上がりにぴったりの一杯。アルコール度数も13%と控えめで、ワイン感覚で楽しめる飲みやすさが魅力です。
この取り組みの背景には、日本酒の消費減少という課題があります。そこで注目されたのが、次世代の若手蔵元たち。本プロジェクトでは、そうした若手の情熱や技術を取材し、BS日テレの深夜番組でも紹介されたそうです。
放送はECサイトと連動しており、紹介された限定酒をネット購入することも可能です。
色彩豊かな酒名──「白群」「紅藤」「紺青」など、見るだけでも楽しく、思わず手に取りたくなる美しさ。ラベルデザインも統一され、視覚的にも統一感があります。
「といろのお酒」は、味だけでなくストーリーや造り手の想いまで味わえる、新しい日本酒の楽しみ方。
興味を持った方は、番組や商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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