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寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2026年2月28日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    福島発のワイン 新作が届きました!

    2月27日の「いろいろ万華鏡」では、福島県の川上村でワイン醸造に取り組んでいる「かわうちワイナリー」について、新作のワインを味わいながらご紹介しました。

    福島県双葉郡川内村で生まれた「かわうちワイン」は、復興の歩みとともに育ってきた特別なワインです。人口およそ2000人の小さな村に誕生したこのワイナリーには、地域の未来を切り開こうとする人々の思いが詰まっています。

    かわうちワイナリーの取締役で、番組でもご紹介しました「テロワージュふくしま」実行委員長の北村秀哉さんがワインに魅了された原点は、東京電力勤務時代にフランスへ駐在した経験でした。週末ごとにワイナリーを巡り、その文化と味わいに触れた記憶が心に残っていたそうです。

    その後、東日本大震災と原発事故をきっかけに福島で復興の仕事に携わることになり、「地域の人と一緒に挑戦できることをしたい」という思いからワイン造りを志しました。

    ワイン造りの経験がない中でのスタートは決して容易ではありませんでしたが、村の人々は前向きに受け入れくれたそうで、畑の開墾から共に取り組んできました。

    当初は個人として始めた挑戦でしたが、震災後の複雑な感情が残る中で、同僚たちもボランティアで畑作業に参加し、地域との絆が生まれていったそうです。

    ブドウは植えてすぐに実を結ぶものではなく、最初の5年間は収穫できません。それでも地道に育て続け、2021年にようやくワインとして世に送り出されました。

    スタジオで試飲された「ヴィラージュヌーボー2025」は、メルロー100%の新酒で、ラズベリーを思わせる香りと爽やかな飲み口が特徴。渋みが抑えられ、軽やかで飲みやすく、焼き鳥や煮物といった和食にも合う味わいなんだそうですよ。

    かわうちワイナリーは村の会社として運営されており、ワインを通じて若い世代が移り住み、交流人口が増えることを目標にしています。

    ワイン造りは農業・製造・販売が一体となった「六次産業」であり、地域に新しい仕事と人の流れを生み出す可能性を持っています。今後は品評会への挑戦も視野に入れ、品質の向上を目指していくそうですよ。

    かわうちワイナリー 公式サイト