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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2020年3月2日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(2月28日)

    2月28日のお題は春寒」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「春寒を遠ざけていて百度踏む」
    「春寒や卵一個と一人鍋
    「春寒や居眠りぐせがいつのまに

    妙音新聞からは
    「淋しさと春の寒さとあるばかり」(綾部市 森本信太郎さん)
    「春寒の迷路渋谷で月仰ぐ」(世田谷区 伊東 良平さん)
    「春寒の寺院に法要響きけり」(志摩市 仲谷 陽子さん)
    「春寒し家族揃ふはリビングに」
    (奈良県 廣瀬 洋子さん)

    今週は、鬼貫の句をご紹介します
    「残る火燵まだ山里はこゝろかな」
    「あけぼのや麦の葉末の春の霜」
    「冷終し袖に雨雲衣配」
    「芽柳の遊ぶ鳥まだ寒げなり」
     

    今週の寺谷さんの句は、
    「おちおちとクシャミも出来ぬ春寒し」
    「春寒に心ぬくもる朗読会

    あっきんの句は、
    「春寒し酒打ち合わせ足早に」
    「ゴルフ場紅梅背にし香り立つ

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「春寒や五輪危ぶむ声のして」(交野市 星のブランコさん)
    「春寒と一緒にさらばウイルスさん」(滋賀県 滋賀のまー君さん)
    「春寒に負けじ作家の あじき路地」(守口市 守口のタヌキさん)
    「春寒し懐だけは冬のまま」(徳島市 豊中の元住人さん)
    「春寒の底冷えする日あられ舞う」(神戸市兵庫区 ラジオ派さん)
    「春寒も芽吹きし花に活力を」(西宮市 みえこさん)
    「押入れの湯たんぽ戻す春寒に・・・」(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)
    「春寒し風の音聞く寝床かな」(淡路市 お散歩おじさん)
    「春寒や車内の温度3度上げ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「春寒し陽だまりの中バス旅行」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「手放せぬ厚手のコート春寒し」(池田市 うさこさん)
    「散歩犬上着纏いて春寒し」(姫路市 みよこさん)
    「春寒や開花の草木一休み」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「春寒に冬の終わりを告げる花」(神戸市北区 たけしさん)
    「春の道 客なしでも駆ける馬」(三田市 ひろちゃんさん)
    「紅梅を さきがけ白梅一番乗り」(高槻市 ひろりんさん)
    「入学にレッスンバッグ手作りで」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「如月やアカペラ歌か猫の声」(淡路市 お散歩おじさん)
    「山の端の里山撫でる春霞」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「水仙の香りに自然と目をとじる」(東住吉区 ラビットさん)
    「春一番コロナも花粉も もういらん」(豊岡市 あきひめさん)
    「春浅し河津サクラもあと少し」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「冬の空冷たい中に灯をともす」(明石市 明石のレモントマトジュースさん)
    「海苔網の香りさわやか須磨の海」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「小春に春一番を待ちわびて」(神戸市北区 たけしさん)

    ゲストの阪上さんが選んだ句は、
    「ぼんやりと遥かハルカス春霞」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)

    ゲストの井上さんが選んだ句は、
    「新型のコロナウィルスで仕事なし」(滋賀県 滋賀のまー君さん)

    大森先生が選んだ句は、
    「きさらぎの らしさ消えゆく温暖化」(川西市 心はいつも青春さん)
    「春寒にミシンをふんでクラフトす」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「春寒し蕾をほどく日の光」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)大森先生が校正されています
    「春寒や深夜も励む受験生」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「春寒しゴミに群がるカラスの目」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「花粉症よりもコロナの脅威かな」(池田市 うさこさん)
    「瀬戸内の網に鰆の銀鱗色」(守口市 守口のタヌキさん)
    「ジョギングや春の誘惑そこかしこ」(三田市 キロマルさん)
    「お水取り椿にかける願いかな」(茨木市 蒼龍さん)
    「初孫に就職祝いのロレックス」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「天と地が存う御代の天長祭」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、
    「感染症日本今こそワンチーム」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「ウイルスに揺るぐ世界や春寒し」(三田市 キロマルさん)
    「春寒もカイロ昼には邪魔になり」(大阪市住吉区 伝書鳩さん)

    です。

    次回のお題は雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年3月1日(日) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    「耳鳴り」について教えて頂きました

    28日の「一紀のいろいろ万華鏡」は、関西医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教の阪上智史さんにお越し頂きました。

    今回、阪上さんには「耳鳴り」について教えて頂きました。

    耳は静かになると音を求める性質があるため、「耳鳴り」というのは聞こうとして頭の中で作りだした音ではないかと言われているそうです。

    原因は明確に分かっていないそうですが、なぜ耳鳴りが鳴るのかは分かってきているとのこと。

    例えば、「難聴」は聞こえる音が減り音を聞こうとするため耳鳴りとして症状が出るそうです。

    現在、耳鳴りの治療で効果が高いのは補聴器で周りの音を聞こえやすくし耳鳴りを抑える方法だそうです。

    この治療方法で8割の方に効果があったとのこと。

    難聴の方は高齢者が多いですが、若い方でも難聴になることはあるので違和感があればぜひ耳鼻科を受診してくださいね!