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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2020年11月30日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(11月27日)

    11月27日のお題は柚子」「落葉雑詠でした。

    まずは、大森先生の句から。
    「先生の消息ともに柚子届く」
    「柚子釜に盛る海の幸山の幸」
    「この雨は黄葉もどきも落葉にし」
    「大樹もてメタセコイヤの落葉降る」
    「落葉掃く土の匂ひを起こしつゝ」

    妙音新聞からは
    「遠き日の匂いをさせて落葉焚く」(宇治市 古川正子さん)
    「遠山は時雨移りて見えかくれ」(綾部市 森本太郎さん)
    「ちりもみじ句帳携え秋葉山」(吹田市 土山さん)
    「酢の物に柚子の色置く夜の善」(御坊市 松本裕子さん)
    「このところ大根柚子味噌夜の善」(京都市 四方さん)
    「垣根より枝垂れる程に柚子下がり」(福岡市 永野久美子さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「柚子もぐや脚立の据りたしかめて」
    「竿のがれたる葉ごもりの柚子一つ」
    「指すがまま落柿舎の柚子仰ぐ」
    「かりかりと落葉かくなと熊手かな」
    「箒捨て熊手拾ふて落ち葉掻く」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「ゆずだしの海老芋旨し天満の夜」
    「遠まわり落ち葉の小道ウォーキング

    あっきんの句は、
    「ペアリング日本酒共に柚子の香を」
    「音がして足元落葉 真っ赤っか」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「柚子味噌の香り旨しやご飯の友」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「柚子大根 香り触感食進み」(池田市 うさこさん)
    「柚子しぼり香るご馳走 味ゆたか」(神戸市北区 マーブルさん)
    「柚子の実や一つおくれと言いかけり」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「柚子湯出でふつふつふつと血の騒ぐ」(三田市 キロマルさん)
    「冬至には柚子味噌田楽ゆず風呂と」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「ほしいです うまいひろたの柚子ポン酢」(草津市 グリーゼ581さん)
    「柚子風呂につかってながむ青い月」(大阪市生野区 オムライスさん)
    「柚子の皮削りて浮かべ汁すする」(茨木市 蒼龍さん)
    「パン好きのゆずジャムぬって笑顔出る」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「ゆず風呂に妻と通って樋鳴らす」(加古川市 ゲゲさん)
    「熟れたゆず欲しくて棘もなんのその」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「柚酒を舐めて漫ろに愛宕山」(守口市 守口のタヌキさん)

    「舞う落葉わが身重ねる散歩道」(川西市 心はいつも青春さん)
    「御堂筋朝焼けに映える落葉」(大阪市平野区 マサファイターさん)
    「木曽路行く 落ち葉も友と 峠越え」(淡路市 お散歩おじさん)
    「濡れ落ち葉 古女房の膝まくら」(草津市 グリーゼ581さん)
    「虫たちの寝床となりぬ落ち葉かな」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「濡れ落葉 雨しとしとと傘の音」(明石市 明石のレモントマトジュースさん)
    「落葉焚く昇る煙や芋によう」(姫路市 みよこさん)
    「フードからハラリ落ちたり赤もみじ」(豊岡市 あきひめさん)
    「祇王寺に赤いじゅうたん静寂を」(大阪市東住吉区 ラビットさん)
    「都会でも落葉沢山道に舞う」(大阪市淀川区 くまもん池さん)
    「濡れ落ち葉ヒールで闊歩のお嬢さん」(大阪市生野区 オムライスさん)
    「落ち葉見て今年も忘れた紅葉狩り」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「散歩道 銀杏落葉の帯つづく(神戸市垂水区 ますきさん)
    「落ち葉舞う掃けども掃けど切りが無し」(池田市 うさこさん)
    「中庭や落葉のダンスはじまりて」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「ふたたびの芽吹きを夢見 落ちゆく葉」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンさん)
    「公園のベンチ落ち葉で密となり」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「マンションの賽の河原の落ち葉掃き(神戸市垂水区 ちょい丸おやじさん)
    「落葉舞うお日様笑い風に乗る」(神戸市北区 マーブルさん)
    「厭離庵 苔庭紅く散り染めし」(守口市 守口のタヌキさん)

    「マグロ追う大間の古老今年こそ」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「小春日和ふとんほかほか母の胸」(池田市 うさこさん)
    「小春日和ふるさと想い番茶飲む」(川西市 心はいつも青春さん)
    「木土月 秋の夜空にショーをみる」(茨木市 蒼龍さん)
    「大根だき降魔の相の釈迦に触れ」(守口市 守口のタヌキさん)

    宮倉さんが選んだ句は、
    「祖母の知恵 柚子茶を飲めば風邪薬」(神戸市垂水区 ちょい丸おやじさん)

    ゲストの晴香うららさんが選んだ句は、
    「落ち葉から芽を出す新芽力あり」(茨木市 蒼龍さん)

    ゲストの山本さんが選んだ句は、
    「冬の空希望も光る明日と成れ」(淡路市 お散歩おじさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「先どうぞ互いに譲る柚子風呂に」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「ポカポカと浮き漂う香 柚子の風呂」(大阪市平野区 マサファイターさん)
    「柚子風呂やコロナ癒しも又楽し」(淡路市 お散歩おじさん)
    「柚子の香のほのかに残り終い風呂」(三田市 インコ・ママさん)
    「生傷を覚悟のうえで柚子をとる」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「柚子料理 添えし夕餉の華やぎし」(姫路市 みよこさん)
    「焼き魚おろし柚子ポン熱燗で」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「旅先に行ったつもりのゆず風呂に」(神戸市須磨区 きょうこさん)

    「一人来て落ち葉踏む音こだまして」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「落葉踏み美術館への道近し」(三田市 インコ・ママさん)
    「暮れてなほ銀杏落葉に眩しかり」(三田市 キロマルさん)
    「落ち葉持ち我が手と比ぶる幼な子よ」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「午後の雨 落ち葉が遊ぶ滑り台」(交野市 星のブランコさん)
    「街路樹に貼り絵のような濡れ落ち葉」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)

    「換気する上着羽織って第3波」(神戸市北区 マーブルさん)
    「艶やかな衣纏ひて山粧ふ」(三田市 インコ・ママさん)
    「極月や溢る買溜め除菌液」(三田市 キロマルさん)
    「コロナ禍や家族であれど一人鍋」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    今週の特選句は、

    「祖母の知恵 柚子茶を飲めば風邪薬」(神戸市垂水区 ちょい丸おやじさん)
    「冬の空希望も光る明日と成れ」(淡路市 お散歩おじさん)

    でした。

    次回のお題は暖房」「」「ストーブ」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2020年11月29日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    新年はフェリーで弾丸初詣!

    11月27日のゲストは、さんふらわあトラベル株式会社 営業・造成グループ長の山本茂さんにお越しいただきました。

    大阪-別府航路、神戸-大分航路、そして大阪-志布志航路の3つを運営しているフェリーさんふらわあ。

    そのさんふらわあを使った旅を提案しているさんふらわあトラベルでは、お正月にスゴいツアーを企画しました。

    なんと船の上から初日の出を拝み、その後は大分・別府の有名神社で初詣。

    さらに温泉に浸かった後、フェリーで帰ってくるという新春弾丸ツアーです。

    ほかにも人気アニメ「鬼滅の刃」の聖地として注目を浴びている八幡竈門神社を巡るツアーもあるそうで、ファンの方には見逃せない企画ですね。

    詳しい情報は、こちらまで

    さんふらわあトラベル オフィシャルサイト

  • 2020年11月28日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    歌手の晴香うららさんにお越しいただきました

    27日の「いろいろ万華鏡」では、歌手の晴香うららさんにお越しいただきました。

    あの551蓬莱アイスキャンデーCMで流れていた「551音頭」も歌っていた晴香さん。

    番組では、晴香さんの「淡雪ふたりづれ」をご紹介しました。

    そして来月、こちらのイベントがハーバーランドの煉瓦倉庫K-WAVEで開催されます。

    コロナに振り回された一年でしたが、クリスマスくらいは楽しく過ごしてみたいですよね。

    晴香うららオフィシャルサイト

  • 2020年11月27日(金) 06時45分 メッセージテーマ

    今年もいろいろありました

    本日のメッセージテーマは今年の流行です。

    今年最大の「流行」となってしまったのは、やっぱり新型コロナウイルスでしょうか。

    ラジオ局でも、マスクや消毒液、さらにはご覧のクリアパネルなど、いろんなものがにわかに「流行」になってしまいました。

    せめて今日だけは、コロナ以外の皆さんの「流行」を教えてください!

    メッセージお待ちしています!

    メール:maido@jocr.jp

    FAX:078-361-0005

  • 2020年11月23日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(11月20日)

    11月20日のお題は時雨雑詠でした。

    まずは、大森先生の句から。
    「自粛てふ今日の時雨に籠りをり」
    「浮世絵の時雨に逢ひし人可笑し」
    「落柿舎の箕も湿気し時雨かな」
    「ワクチンを世界が望む今日時雨」

    妙音新聞からは
    「時雨来て急に静まる神社かな」(綾部市 森本太郎さん)
    「遠山は時雨移りて見えかくれ」(伊都郡 嶋田和代さん)
    「伊賀越えてこれより伊勢路時雨おり」(柏原市 永味啓子さん)
    「木の実落つ音が昔をふり向かす」(八尾市 さん)
    「冬仕たく猫の座布団作りおり」(奈良市 堀内敬子さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「たもとほる飛鳥にしぐれ久米しぐれ」
    「しぐるるも京めき茶事の客まうけ」
    「石たたき走りてしぐれとどまりて」
    「夕波にまぎれて鳰のちらばりし」
    「炭負ふて来て子のためのスェタ買ふ」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「時雨ふる中をいそいそ金プラへ」
    「秋鯖の鮨にコロナも忘れけり

    あっきんの句は、
    「小走りで両手に荷物 時雨かな」
    「リハビリの小春日和のゴルフかな」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「山門へ急ぎ集まる時雨がさ」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「夕時雨 犬と一緒に雨宿り」(大阪市福島区 恋するサボテンちゃんさん)
    「夜の街 時雨て歩く二人連れ」(神戸市垂水区 さだむさん)
    「侘び住まい透き間屋根から時雨空」(守口市 守口のタヌキさん)
    「変わりなく届けてくれるカレンダー」(神戸市北区 たけしさん)
    「しぐれ煮を一足早くもちにのせ」(加古川市 ゲゲさん)
    「はつしぐれコロナの中で冷たい雨」(徳島市 ケンジさん)
    「時雨来て暫く佇む二人連れ」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「時雨過ぎ銀杏の幹が日に映える」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「買い物を終えて漕ぐ足 夕時雨」(泉南郡 ふーちゃんさん)

    「膨らみて枯れ木賑わす子雀群」(三田市 インコ・ママさん)
    「冬枯れの空を仰いでひとり旅」(草津市 グリーゼ581さん)
    「一汁の温もり殊に今朝の冬」(三田市 キロマルさん)
    「窓越しの紅葉映える夕陽かな」(大阪市平野区 マサファイターさん)
    「真夜中に遠くで響く猫の声」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「遠い日の紅葉の里を偲ぶ秋」(神戸市東灘区 妙女さん)
    「冬の月 枯れ木に上に冴えにけり」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「立冬に秋の虫達 鳴きやむ日」(神戸市北区 たけしさん)
    「伊吹山 一夜で冬山変身し」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「孫あてに年賀状書く楽しさや」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「神無月 神の居ぬ間に針仕事」(茨木市 蒼龍さん)
    「七五三しんどいけれどハイポーズ」(豊岡市 あきひめさん)
    「保津の川しぶきか時雨もみじ落つ(川西市 心はいつも青春さん)
    「外眺め珈琲2杯夕時雨」(泉南郡熊取町 くまちゃんさん)

    「遠い日の紅葉の里を偲ぶ秋」(神戸市東灘区 妙女さん)
    「御堂筋ネオン並木の赤ちょうちん」(守口市 守口のタヌキさん)
    「変わりなく届けてくれるカレンダー」(神戸市北区 マーブルさん)
    「かさこそと風の便りの落ち葉踏み」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「コロナ禍も寄り添いあって枇杷の花」(淡路市 お散歩おじさん)
    「賑やかに子らの歓声みかん狩り」(川西市 心はいつも青春さん)
    「蓼の花大樹の下で主張する」(大阪市住吉区 ラビットさん)

    小玉さんが選んだ句は、
    「また一軒 過疎の空き家に時雨かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    ゲストの真鍋さんが選んだ句は、
    「七五三 時雨降れども笑顔の子」(神戸市北区 たけしさん)
    「秋深し鬼滅刃のマスクして」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「帰り道 肌に染みいる夕時雨」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「里山の彩り冷ます秋時雨」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「合掌の村を一気に時雨駆け」(淡路市 お散歩おじさん)
    「六甲山 俄かに消ゆや夕時雨」(三田市 インコ・ママさん)
    「時雨雲 裂いて光の剣降る」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンん)
    「時雨来て 庭絨毯の如 色映えて」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「ほろ酔いに程よき時雨 先斗町」(三田市 キロマルさん)
    「時雨忌や友と鍋食う旅の宿」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「仁王門 軒を借りたるひと時雨」(姫路市 みよこさん)
    「音もなく寝静まるころ小夜時雨」(池田市 うさこん)
    「山寺や時雨にひかる石畳」(草津市 グリーゼ581さん)

    「柿ひとつ地蔵に供えて子等駆ける」(姫路市 みよこさん)
    「供え菊 同じ傾き五地蔵様」(交野市 星のブランコさん)

    今週の特選句は、

    「七五三 時雨降れども笑顔の子」(神戸市北区 たけしさん)
    「秋深し鬼滅刃のマスクして」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    でした。

    次回のお題は柚子」「落葉」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。