寺谷一紀のまいど!まいど!

  • 2026年7月4日(土) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    筆手紙と和菓子がつなぐ新たな挑戦!

    7月最初のゲストは、番組ではすっかりおなじみとなりました筆手紙道協会 お家元の浦川良子さん(左)とディレクターのガンブラン岡崎花那さん(中央)、そして八尾市にあります和菓子店「桃林堂」の板倉眞弓さん(右)にお越しいただきました。

    この番組にも何度もお越しいただいています家元の浦川さんですが、実は筆手紙道協会は今年で10周年!

    そこで記念展示会を開催されたのですが、その会場となったのが、八尾にある和菓子店「桃林堂」のギャラリーなんです。

    展示会には多くの人が訪れ、用意していた書くスペースが足りなくなるほどの盛況ぶりだったそうです。中には新潟から車で駆けつけた人もいたということで、浦川さんや岡崎さんの活動が、地域を越えて多くの人に届いていることが分かりますね。

    筆手紙とは、筆ペン一本で思いを伝える、いわばカジュアルな書の世界です。形式にとらわれるのではなく、贈り物に一言添えたり、相手を励ましたり、感謝を伝えたりすることに大きな意味があります。印刷された文字があふれる時代だからこそ、手で書かれた一言には特別な力があるんですね。

    また、筆手紙道協会では7月から新たに「サロン研鑽」という取り組みも始まるそうです。通常のお稽古では季節や色、日本の伝統などを学びながら手紙を書いていきますが、やはり長く続けていると人生や仕事にも変化が生まれるそうです。

    岡崎さんはITやAI、海外文化、天文学、脳科学などの視点も交え、浦川さんは巡礼やお遍路の経験、感謝や利他の心、人とのつながりについて伝えていこうと考えているそうですよ。

    そして9時台には、板倉さんの桃林堂をご紹介。看板商品の「五智果・GOCHICA」は、果物や野菜を使った美しい和菓子で、出演者からも「甘すぎず、素材の味が生きている」と好評でした。また、代表的なお菓子の一つ「華山饅」についても話題が広がりました。

    板倉さんの言葉で特に印象的だったのは、「本物の人になりたかったら本物を食べる」という考え方です。ただし、ここでいう本物とは高価なものではなく、心のこもった手作りのもの。母親のおにぎりのように、作り手の真心が込められたものこそ本物だという言葉には、桃林堂の菓子作りの姿勢がにじんでいました。

    また桃林堂では、先ほど紹介しました筆手紙道協会10周年記念展示も開催されたギャラリーを店舗に併設しています。

    こちらは若い作家や表現者が作品を発表できる場も提供したいという板倉さんの想いから産まれたギャラリーなんだそうです。

    和菓子を売るだけでなく、芸術や人のつながりを大切にする姿勢が、筆手紙道協会との交流にもつながっているんですね。