5月2日のゲストは、サウンドクリエイターで、大阪市都島区にあります「Umegae食堂」オーナーの村田尚司さんに起こしいただきました。

村田さんの経営する「Umegae食堂」は、元々はお父さんが経営されていた食堂で、現在は村田さんが引き継いで、無農薬野菜にこだわった自然派の料理を提供しています。
そんな「食堂の店主」という顔だけでなく、音楽やアートの分野でも村田さんは活躍しているんです。
元々はバンド活動をしていた村田さん。バンドブームの時代に夢を追い、やがて飲食業に携わるようになります。
お好み焼きチェーン「鶴橋風月」での修行を経て店長も経験。その後、音楽制作への情熱を捨てきれず、ゲーム会社への就職を目指しましたが叶わず、最終的にはフリーのクリエイターとして音楽制作に携わることになります。
村田さんの音楽は、ラジオのBGMやゲーム、映像作品のバックミュージックとして使用されるインストゥルメンタル中心で、「0ポイント」というアルバムでは、量子力学の概念から着想を得た哲学的なテーマも込められています。
さらに、アート活動では、自ら撮影した写真をPhotoshopで加工し独自の「ジャパニーズ・フュージョン・アート」を創作。花などの自然物を題材にした作品には、内面から湧き上がる感情や発想を形にするという意図が込められています。
個展も8月に守口市のイタリアンレストランで開催予定です。
加えて、朗読と即興音楽のコラボイベントや、近隣保育園との食育活動にも取り組んでおり、食、音楽、アートの全てが互いに影響し合い、創造の源となっています。
村田さんは「好きなことはためらわずにやる」という信念を持ち、今後も多方面で活動を広げていく意欲を語っています。
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