8月29日のゲストは、おなじみ筆手紙道協会 初代家元の浦川良子さんと広報担当のガンブラン岡崎花那さんにお越しいただきました。

あらためて「筆手紙道」とはなんぞや?というと、筆ペンを使って気軽に文字や絵を描き、その想いを手紙として届ける新しいコミュニケーションの形。単なる書道ではなく、心を整えて送られた相手に喜びを与えることを大切にしているそうです。
今回なんと!大阪・関西万博で「SDGs歯ブラシアート」をテーマにステージ発表を行いんです。
大阪・八尾市は歯ブラシ生産で全国シェア1位ですが、工場では規格外品として廃棄される歯ブラシも多く存在します。浦川さんたちはそれを筆の代わりに活用し、アート作品へと生まれ変わらせる取り組みを広げてきました。
歯ブラシの硬さや形状の違いによって多彩な表現が可能だそうで、すでに子ども向けワークショップでも大きな反響を呼んでいます。普通の筆と変わらないほど鮮やかな絵が描けると参加者を驚かせ、化粧品の再活用に続く新たなSDGsアートとして注目を集めています。
万博では9月7日、ライフビレッジ西ゲート前の特設ステージでパフォーマンスを実施。観客の中から4名限定でワークショップも体験できる予定です。予約不要で参加可能とのことなので、当日立ち寄ればアート体験ができる絶好の機会ですよ!
さらに浦川さんたちは「デジタルとアナログの共存」について、AIが急速に発展する現代においてこそ、筆手紙のようなアナログな表現は個性や想像力、コミュニケーション力を育む重要な存在なんだと話されました。
今後は、9月から八尾エフエムで筆手紙道協会の番組が月1回スタート。また、9月14日には八尾・久宝寺寺内町の灯ろうまつりで、地元の
顕証寺を会場にワークショップを開催するそうです。

事前申し込みは、こちらのサイトから
「書くことでつながる世界」を合言葉に、廃棄物を資源に変える筆手紙アート。地域とともに広がる活動が、いよいよ万博の舞台で世界に発信されます。





