CRKラジオ関西

  • radiko.jp いますぐラジオ関西を聴く

寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2019年7月9日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    災害時の避難行動について

    昨年の平成307月豪雨、9月のはじめに近畿を直撃した台風第21号などいざという時、大事なことは、非常時にテレビ、ラジオ、防災無線、ひょうご防災ネットなどを通じて発表される防災情報を確認し、適切な避難行動をとることです。

    今年の出水期(6月頃)から、水害や土砂災害のおそれがある場合、5段階の警戒レベルを使って避難勧告などの避難情報が発令されることになりました。

    この中で、各自治体から発令されるのが、警戒レベル「3」から「5」です。

    警戒レベル3では「避難準備・高齢者等避難開始」の避難情報が発令されます。

    この場合、避難に時間を要する人、例えは、ご高齢の方、障害のある方、乳幼児等とその支援者は避難しましょう。その他の人は、避難の準備を整えましよう。

    警戒レベル4になると「避難勧告」が発令されます。

    この場合、避難対象の地域にいる全ての方は、速やかに避難先へ避難しましょう。

    公的な避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や、自宅のより安全な場所に避難しましょう。

    「避難指示(緊急)」は、地域の状況に応じて緊急的又は重ねて避難を促す場合等に発令されます。 この場合も速やかに避難して下さい。

    警戒レベル5は、すでに災害が発生している状況です。

    この状況になったら、とにかく生命を守るために、その時点で出来る最善の行動をとりましょう。

    もし屋外へ移動することすら危険な状況になったら、屋内の2階以上の安全を確保出来る場所に移動してください。

    警戒レベルに応じた避難情報、

    「避難準備・高齢者等避難開始」→「避難勧告」→「避難指示(緊急)」→「災害発生情報」

    この順番で、緊急性が高くなっていくことを覚えておいてください。

    尚、避難指示(緊急)は、必ず発令されるものではありません。避難勧告が発令されたら、速やかに避難してください。

    そして、いざと言う時は余裕をもって、きちんと行動ができるように備えておきましょう。

  • 2019年7月8日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(7月5日)

    7月5日のお題は涼し」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「涼しさは窓北面の金剛山」
    「勢が涼しさ弾き鯉寄り来」
    「取材する七月歌舞伎船乗り込み」
    「裃の涼し演目口上す」
    「水門の開くま涼しき船揃ひ」

    妙音新聞からは
    「御神池の水替え光りなほ涼し」(柏原市 永味啓子さん)
    「調理場を終えて外へと凉の中」(練馬区 北星関子さん)
    「涼しげな御眼に在はす地蔵尊」(八尾市 浅井 祥多さん)
    「杉葉揺れ涼しき寺の女坂」(綾部市 森本信太郎さん)

    今週の向井去来の句は
    「涼しさの野山にみつる念佛哉」
    「涼しさよ夕立ながら入日影」
    「夕涼み疝気おこしてかへりけり」

    今週の寺谷さんの句は、
    「風涼し歓声熱き船乗り込み」
    「船上に紙吹ぶき舞う夏歌舞伎」

    あっきんの句は、
    「八軒屋 船乗り込みで涼しげに」
    「かき氷 話に夢中ジュースかな」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「涼しさや舞台を包む静寂に」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「風涼しスカートひらり さおりんモンロー」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「お呼び出し庫裡部屋待機 涼しさよ」(堺市 堺のかわちさん)
    「エビチリの触感美味 涼しかな」(加西市 えつこさん)
    「テント出て仰ぐ穂高よ月涼し」(交野市 星のブランコさん)
    「ちりりんと涼しさかもす つりしのぶ」(小野市 チイママさん)
    「橋の下 蛙揃って夕涼み」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「ひやっとする怪談噺 涼しもう」(茨木市 蒼龍さん)
    「扇風機 涼しさ過ぎて暑苦し」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「貴船川 川床駆ける涼し風」(淡路市 お散歩おじさん)
    「打ち水に涼しさ感じ歩む君」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「合歓の花 暑さ忘るる涼やかさ」(多可町 北はりまのムーミンパパさん)

    「海開き夏空のもと楽し気に」(神戸市北区 たけしさん)
    「五月雨 皆平等に降りたまえ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「風鈴の音色肴に冷酒呑み」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「飼育箱 早く孵えれと覗く孫」(たつの市 お散歩おじさんさん)
    「目が合って泡ブクブクとソーダ水」(交野市 星のブランコさん)
    「青田風 道行く人の頬を撫でる」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「スーパーのチラシにタコの半夏生」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「梅干しを漬けて楽しみ天日干し」(茨木市 蒼龍さん)
    「懐かしき冷やし飴飲み汗が引く」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「京町屋 抹茶アイスの店が呼ぶ」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「半夏生 涼しげに咲く庭一輪」(神戸市兵庫区 ラジオ派さん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「ムシますね涼しいメニューでおもてなし」(豊岡市 ブタのブーさん)

    あっきんが選んだ句は、
    「風鈴の音色りんりん涼し気に」(神戸市北区 たけしさん)
    「小さいが いい感動は今日もあり」(神戸市 かたつむりんさん)

    アルミカン赤阪さんが選んだ句は、
    「涼しげに見えて浴衣の下地獄」(神戸市 かたつむりんさん)

    アルミカン高橋さんが選んだ句は、
    「水を撒くホースの先の虹涼し」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「滝越えて早瀬に光る鮎の銀」(守口市 守口のタヌキさん)
    「躓けば妻は無言で涼しい目」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「涼風や一灯のこる朝の宮」(姫路市 みよこさん)
    「下界より10度は涼し高野山」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「思い合い夏越の祓え輪をくぐる」(守口市 守口のタヌキさん)
    「暦見る半夏生と頷けり」(加西市 えつこさん)

    今週の特選句は、

    「サミットで夏の浪速は陸孤島」(姫路市 みよこさん)
    「七夕の園児が書いたYоu チューバー」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「梅雨空にエアフォース1雄姿見せ」(淡路市 お散歩おじさん)

    でした!

    次回のお題は真瓜雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2019年7月6日(土) 14時25分 一紀のいろいろ万華鏡

    浪速の風物詩、「船乗り込み」リポートです!

    5日の「いろいろ万華鏡」では、7月1日(月)に開催されました、大阪松竹座「七月大歌舞伎」恒例の行事「船乗り込み」について、寺谷さん、あっきん、大森先生が取材してきた様子をご紹介しました。

    この「船乗り込み」は、元々は10月頃に行われていたそうで、道頓堀の芝居に出演する歌舞伎役者の皆さんが、船の上から公演のPRをするという風物詩だったそうです。

    しかし戦後、上方歌舞伎が低迷するようになり、その伝統もすっかり途絶えてしまいましたが、40年前に有志が集まって「関西・歌舞伎を育てる会」を発足。

    これを機に、上方歌舞伎復活の象徴として「船乗り込み」を再開したそうです。

    大坂天満橋の八軒屋浜を出発して、道頓堀の戎橋、そして大阪松竹座前での式典までの様子を、ぜひご覧ください!

  • 2019年7月5日(金) 06時57分 メッセージテーマ

    暑い時は、スッキリとお茶を!

    本日のメッセージテーマは「お茶といえば・・・」です。

    お茶といえば、もちろん飲むもの!とは限らないのが、寺谷さんとあっきん。

    寸暇を惜しんで、筋トレ!筋トレ!

    メッセージをお待ちしています!

    〒650-8580 ラジオ関西「寺谷一紀のまいど!まいど!」

    メール:maido@jocr.jp

    FAX:078-361-0005

  • 2019年7月1日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(6月28日)

    6月28日のお題は「蛍」「雑詠」でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「打水にあらで雨とや螢見に」
    「摂津峡渓谷の宿傘動き螢指す」
    「雨の闇青き曳光螢飛ぶ」
    「夏料理摂津眼下にし」
    「河鹿鳴く瀬音かき消し河鹿河鹿」

    妙音新聞からは
    「賀名生川今年こそ行く螢狩り」(堺市 河内 紀雄さん)
    「螢待つ闇に聞こえし鹿の声」(和歌山市 木下 榮子さん)
    「弧を描くも草に沈むも恋螢」(八尾市 浅井 祥多さん)
    「放たれて園庭に舞ふ螢かな」(柏原市 永味 啓子さん)

    今週の向井去来の句は
    「明けかたの露に消へたる螢の火」
    「田のへりの豆つたひ行螢の火」
    「螢火や吹きとばされて鳰のやみ」去来の妹千子のジ辞世の句
    「もえやすくまた消えやすき螢かな」千子

    今週の寺谷さんの句は、
    「山峡にホタルと美味の おもてなし」
    「梅雨空に特別機舞うG20」

    あっきんの句は、
    「摂津峡 蛍の夕べ風情あり」
    「美酒美食 山水館で夏宴」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「夏の夜の蛍の光 涼し気に」(神戸市北区 たけしさん)
    「蛍舞う川床草刈 住み処無し」(丹波市 丹波栗子さん)
    「蛍火に我が人生を顧みる」(大阪府守口市 守口のタヌキさんさん)
    「古い手に掴み足る蛍かな」(加西市 えつこさん)
    「蛍来い どちらの水も甘いぞ~」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「久しぶり手を携えてホタル狩り」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「麦藁で祖母が編みたる螢籠」(姫路市 みよこさん)
    「実習や蛍の光と なりにけり」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「水辺飛び幻想光のホタルかな」(豊岡市 あきひめさん)
    「交通網 絡まる蔓かG規制」(大阪府守口市 守口のタヌキさんさん)
    「大笑い毛細血管 巡ってる」(兵庫県神戸市 レモングラスさん)
    「梅雨入り肋骨付近 痛みかな」(加西市 えつこさん)
    「年金や赤字の額よ梅雨入りし」(淡路市 お散歩おじさんさん)
    「梅雨曇り空も心もパットせず」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「実習や子らの手紙は夏模様」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「句ができぬ頭も黴る(かびる)家籠り」(交野市 星のブランコさん)
    「七変化アジサイの花 雨うれし」(豊岡市 ブタのブーさん)
    「螢狩り放して遊ぶ蚊帳の中」(東大阪市 やすよさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    コメンテーターの大さんが選んだ句は、
    「流れ星 葉の上で待つプロポーズ」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)

    ゲストのボルトボルズ河口さんが選んだ句は、
    「女将出す冷酒とともにホタルイカ」(大阪市 くずれ荘の管理人さん)

    ゲストのボルトボルズ弓川さんが選んだ句は、
    「手のひらに夜の宝石ホタルかな」(兵庫県赤穂市 アンちゃんさん)
    「梅雨がきたカエルの歌も うれしそう」(豊岡市 あきひめさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「月も無く蛍の好きな闇夜なり」(兵庫県神戸市 レモングラスさん)
    「寝つけない二人に蛍の灯揺れる」(兵庫県丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「空乱舞ホタルのダンス ワルツかな」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「暗闇を奥へ奥へとホタル狩り」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「蛍待つ一人の闇の深さかな」(交野市 星のブランコさん)
    「空梅雨に水の恵みを祈る日よ」(神戸市北区 たけしさん)

    今週の特選句は、

    「蛍舞う恋の点滅 交差点」(淡路市 お散歩おじさんさん)
    「懐かしさ光る蛍や蚊帳のそと」(神戸市垂水区 ジュピターさん)
    「燕の巣ひなもぎゅうづめ暑かろう」(大阪府高槻市 ひろりんさん)
    「水溜まり ゆかたの裾をそっともち」(姫路市 みよこさん)

    でした!

    次回のお題は「涼し」「雑詠」で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。