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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2017年7月10日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(7月7日)

    今回のお題は」「団扇でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「笹の葉の短冊の列 虹の帯」
    「浪花団扇は花朝女の靫彦の」
    「方向をたがわずにいま虹の中」

    妙音新聞からは
    「鉢植えに水やりすれば虹生まる」(四日市市 北山紀美さん)
    「木々さわぐ巨大な虹の生まれけり」(練馬区 北星関子さん)
    「結果待つ団扇せわしげ診断日」(藤井寺市 竹村智巳さん)
    「団扇風貰ひ話の続きけり」(富山市 國見由利子さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「絹団扇墨画の竹をかゝんかな」(夏目漱石)
    「羽団扇や朧に見ゆる神の輿」(夏目漱石)
    「舟一つ虹をくぐって帰りけり」(正岡子規)
    「古団扇涙の迹を見らるゝな」
    (正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「丹波路の緑に虹の二重橋」
    「中之島 団扇片手に船遊び」

    アシスタントの中橋さんは、
    「虹は謎ほんまに色は七色か」
    「柔らかな団扇の風にほお緩み」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「雨上がり谷間を渡る虹の橋」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「土壇場で虹のアーチのサヨナラ打」(神戸市北区 たけしさん)
    「散水の中にふわりと虹浮かび」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「親子連れ丸い虹観て見とれてる」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「森を飛ぶ小さな虹か玉虫だ」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンさん)
    「トンネルの入り口らしき虹架かる」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「雨上がり見上げた空に虹が出た」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「夏の日にホースをかけると虹が出る」(奈良県高市郡 アーくんさん)
    「二重虹しあわせ感じうきうきと」(豊岡市 ほないくえさん)
    「海峡を七色点す虹の橋」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「口ずさむ さかたおさむの虹の歌」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「御仏の悟し結ぶや虹の橋」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    「縁側の団扇の風や孫昼寝」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「下敷きを うちわ代わりに顔あおぐ」(神戸市北区 たけしさん)
    「蚊帳を吊り団扇あおいでホタル入る」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「団扇手に声援送る我が母校」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンさん)
    「熱帯夜 団扇の風も汗をかき」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「いないいないばぁ団扇の面のばぁば」(篠山市 まさあっこさん)
    「とりあえず団扇バタバタ胸元へ」(神戸市垂水区 きぃろっくさん)
    「夏暑い うちわであおぐ気持ちよし」
    (奈良県高市郡 はるぴーさん)
    「孫昼寝 団扇のあおぎをとめられず」(豊岡市 ほないくえさん)
    「里帰り優しき母の水団扇」(守口市 しんきいってんさん)
    「絵団扇の力作揃い宮祭り」(姫路市 みよこさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの長野さんは
    「雨の日や ふと父思う遠団扇」(交野市 星のブランコさん)

    寺谷さんは
    「虹が出て話すきっかけ老夫婦」(大阪市生野区 赤いバラさん)
    「湯がりの左手団扇 右ビール」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)

    中橋さんは
    「幼き日 母のうちわで眠る夜」(大阪市東淀川区 ルピナスの丘さん)

    大森さんは
    「がん病棟 虹の向こうに明日祈る」(姫路市 みよこさん)
    「滝落ちる地の果て月に虹を見る」(姫路市 みよこさん)
    「団扇挿し浴衣の背中 弾むよう」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「お茶タオルうちわ片手に地区予選」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「トクトクと昨日の夢を手酌酒」(松原市 じんじんさん)

    そして今週の特選句は、

    「束の間の虹に束の間ひとの縁」(交野市 星のブランコさん)
    「哀しみの涙ながすも虹となれ」(守口市 しんきいってんさん)
    「蒲焼のうまさはたいて渋団扇」(八尾市 ゴンちゃんさん)

    でした!

    次回のお題は時鳥」「鬼灯で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
    辯天宗ポータルサイト

  • 2017年7月8日(土) 17時16分 一紀のいろいろ万華鏡

    中学生が考える「税の作文」がスゴイ!

    7日の「いろいろ万華鏡」では、神戸税務署の長野史佳さんをお迎えして、今年で51回目を数える中学生の「税の作文」コンテストについてお話を伺いました。

    このコンテストは、毎年全国の中学生を対象に「税に関すること」をテーマに作文を書いてもらうというものです。

    たかが作文と侮るなかれ!

    番組でも紹介しましたが、受賞した中学生の作文は、大人顔負けの「税について」真剣に考えた内容のものばかり。

    社会を支える「税」について、正しい知識を身に着けることは、将来の社会を支える人材を育てる大切なことなんですね。

    平成29年度 中学生の「税についての作文」

    ≪応募資格≫ 中学生

    ≪テーマ≫ 税に関すること

    内容が税に関するものであれば、何でも構いません。

    例えば、
    ・税のしくみや使われ方について家庭などで見聞きしたこと
    ・税の申告や納付に関して思ったこと
    ・学校などで税について学んだときに感じたこと など

    ※ 応募作品は本人が創作したもので、未発表のものに限ります。

    ≪応募点数≫1人1編≪文字数≫400字詰め原稿用紙3枚、1,200字以内(題名を含む) なお、作文のはじめに、所属の中学校名(例えば、○県○市立○中学校)・学年・氏名(ふりがな)・性別・題名を明記してください。 また、原稿用紙を掲載しておりますので、ご活用ください。※ パソコンで作成し印刷した作品の提出も可能です。

    ≪締切り≫平成29年9月5日(火)

    ≪提出先≫所属の中学校を通じて、その地区の納税貯蓄組合連合会へ提出してください。なお、応募された作品はお返しできません。

    ≪発表≫入選発表は、11月初旬を予定しています。入選作品については、[全納連ニュース]、[作品集]、[全国納税貯蓄組合連合会ホームページ]、[国税庁ホームページ]及び[税のしるべ]などで紹介します。(中学校名、学年、氏名とあわせて顔写真を掲載する場合があります。)

     

    平成29年度 中学生の「税についての作文」ホームページ

  • 2017年7月5日(水) 10時00分 一紀のツーと言えばカー!

    運転中の落雷について

    7月から9月は、全国各地で雷が多く発生する季節です。

    特に落雷はとても危険ですから、運転中も出来るだけ雷雲を回避したり、接近しても適切な対策をとれるように、気象予報や兆候を確認しながら運転しましょう。

    雷鳴や雷光によって雷雲の接近を知ることもできます。

    空がゴロゴロと鳴る音が聞こえたり、稲光が見える場所では、すでに落雷の危険区域に入っていると考えて良いでしょう。

    また、車の窓を開けた時に、ヒヤッとする冷たい風が吹いた時も雷雲が接近している可能性があります。

    AMラジオは雲の中で雷による放電が起こると、ガリッガリッというノイズを発することがあります。

    ノイズの間隔が短くなり、大きな音で連続するようなら雷雲が接近しているかもしれません。

    もしも、車に雷が落ちたら、中に乗っている人は大丈夫なんでしょうか?

    車に雷が落ちた場合、電気は車の外周を伝って、タイヤから地面に流れます。

    車内には電気は流れないので、車内は比較的安全な場所です。

    カーナビやETCなどが影響を受けることもほとんどありません。

    ただし、ドアノブなど車内の金属部分に触れていると感電の恐れがあります。

    また、オープンカーでは、車に乗っている人が落雷を直に受けてしまうことがあるので注意が必要です。

    他にも、雷が通電した熱でタイヤがバーストしたり、ボディに傷が残ることもあります。

    運転中の落雷で最も注意したいのは、ドライバーが落雷に驚いて、パニックになることです。

    もしもハンドルやアクセルの操作を誤ると事故につながりかねません。

    近くに落雷があると恐ろしいものですが、車の中は比較的安全な場所だと理解して冷静に運転しましょう。

    激しい雷をともなった豪雨などに見舞われたら、冷静な運転を続けることが難しくなるので、車をいったん安全な場所に止めて、雷雲が通過するのを待つといった判断も必要です。

    また、雷雲が遠ざかった後も、数十分は落雷の危険があるといわれています。

    別の雷雲が接近していることもあるので、注意を怠らないようにしましょう。

    ご予約・お問い合わせは 0120-50-1515

  • 2017年7月4日(火) 10時00分

    「国民安全の日」のおしらせ

    「国民安全の日」とは、国民一人一人が、生活のあらゆる面で安全の確保について考え、火災や交通事故、さらには産業災害まで、その発生を防止するために意識を高めようということで、制定された日です。

    名前だけ聞くと、最近の国際情勢を受けて制定された日のように思えますが、実は昭和35年に制定された、歴史のある啓発運動の日なんです。

    今回は「生活の安全」の中から、最近注目されています「自転車事故への備え」について。

    平成28年中の兵庫県下での自転車関係の事故は、過去10年と比べると減少傾向にありますが、それでも5,945件にも上り、人身事故全体の21.7%を占めています。

    そして最近は、自転車事故による高額の賠償の問題が話題になっています。

    兵庫県でも、小学生の少年が運転する自転車が、歩行中の女性と衝突して女性が意識不明となった事故で、平成25年、神戸地裁が約9500万円の損害賠償を保護者に命じる判決がありました。

    こうしたことから最近は、自転車保険が話題になっています。

    兵庫県では、平成27年に「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が制定され、自転車保険への加入が義務付けられています。

    自転車保険は、専用の保険もありますが、

    ・すでに加入している火災保険に特約で付け加えられている
    ・子どもさんが学校で入っている保険に含まれている

    こともありますので、まずはしっかり確認してください。

    自転車は誰でも気軽に乗れる乗り物ですが、人とぶつかれば車と同じく「走る凶器」となります。

    マナーを守るのはもちろんですが、万が一に備えて自転車損害賠償保険には、必ず加入しておきましょう。

  • 2017年7月3日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(6月30日)

    今回のお題は」「朝顔でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「苺狩いびつな姿混ざる篭」
    「苺には練乳といふ客が来る」
    「朝顔の夜も競ふて当世風」

    妙音新聞からは
    「園児等の口いっぱいの苺狩」(岩出市 吉益宜子さん)
    「苺の実 小粒大粒庭の鉢」(奈良市 廣瀬洋子さん)
    「朝顔に見とれし友は乗り遅れ」(大阪市 本田清さん)
    「朝顔のこぼれ種より二葉出る」(鹿島郡 清水好子さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「清姫か涙の玉や蛇いちご」(夏目漱石)
    「市の灯に美なる苺を見付けたり」(夏目漱石)
    「淋しくもまた夕顔のさかりかな」(夏目漱石)
    「朝顔や我に写生の心あり」
    (正岡子規)
    「朝顔のさまざま色を尽す哉」
    (正岡子規)
    「いちご熟す去年の此頃病みたりし」(正岡子規)

    それでは出演者の皆さんの句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「富士すそ野いちご大福こぶし大」

    アシスタントの中橋さんは、
    「初氷 苺たっぷり歯にしみる」
    「朝顔の折り後多し園の壁」

    つづいて今週のリスナーのみなさんの句をご紹介します。

    「苺ジャム笑顔で作った妻逝い」(堺市 堺のかわちさん)
    「大福にケーキジャムパイいちご神」(篠山市 まさあっこさん)
    「春に継ぎいちごの香り甘い夏」(神戸市北区 たけしさん)
    「木苺の甘さ酸っぱさ恋の味」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「苺積み戦後は続く野の仏」(松原市 ただのおやじさん)
    「苺積み白い部分を表向け」(東大阪市 やすよさん)
    「デパートの見切り苺に千の顔」(姫路市 みよこさん)
    「イチゴ狩り人気は2番ジャム作り」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「素足下駄 咲くや朝顔ゆかた袖」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「朝顔やラジオ体操 見届けて」(篠山市 まさあっこさん)
    「朝顔やゴーヤのネットを間借りして」(たつの市 悪魔の囁きさん)
    「朝顔の観察はじむ夏休み」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「アサガオの碧のアロハや片思い」(加東市 姫路セントラルぱくっさん)
    「しおれてもシャンと朝顔 花の白」(交野市 星のブランコさん)
    「朝顔が ほら咲いたよと一年生」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「朝顔も夜来の雨に蔓伸びる」
    (大阪市生野区 赤いバラさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    ゲストの中塚さんは
    「酔っぱらい夜中に帰るイチゴ鼻」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「朝顔の鉢持ち帰り夏休み」(神戸市垂水区 生涯現役さん)

    ゲストの森さんは
    「いちご狩り頬張る園児 頬あかく」(守口市 しんきいってんさん)
    「あさがおや雨があがって虹が出て」(奈良県高市郡 はるぴーさん)

    コメンテーターの宮倉さんは
    「不揃いの苺はジャムとなりにけり」(たつの市 悪魔の囁きさん)
    「朝顔は昼顔ブームに嫉妬する」(守口市 しんきいってんさん)

    大森さんは

    「私のは いちごの刺繍 母の印」(枚方市 くらにゃんこさん)
    「食べ時を迷う主役のイチゴパフェ」(交野市 星のブランコさん)
    「あさがおの観察日記 眠気耐え」(姫路市 みよこさん)
    「指先を朝顔の赤で染めており」(大阪市城東区 つきあかりさん)
    「あさがおや雨があがって虹が出て」(奈良県高市郡 はるぴーさん)

    そして今週の特選句は、

    「敷藁の苺畑は今昔」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「朝顔の団十郎も雨に濡れ」(姫路市 みよこさん)

    でした!

    次回のお題は」「団扇で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん(辯天宗婦人部総裁)
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏 (現管長猊下)と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。
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