先月の11日で、東日本大震災から12年が経ちました。
その後も、近年全国で多発している豪雨災害や、近い将来に発生が予想されている「南海トラフ地震」などでは、生活や交通のインフラ、流通網が長期間マヒする恐れがあります。 この間、自分の身は自分で守るしかありません。
そこで、いざという時のために、「家庭内備蓄」をしておくことが大切です。
まずは、食料・飲料・生活必需品を備えましょう。
災害発生直後は、水道・ガスは使えないことが予想されるので、飲料水や保存の効く食料などを家族の人数分、できれば1週間分は用意しておきましょう。
またレトルト食品など比較的消費期限の長い食料を定期的に食べて、食べた分を買い足し、常に家庭に備蓄しておく方法も有効です。
さらに飲料水とは別に、生活用水を確保するために、「水の入ったポリタンクを用意する」、「普段からお風呂の水を張っておく」などの備えをしましょう。
次に、非常用持ち出しバッグを準備しましょう。
自宅が被災した場合は、避難所などの安全な場所で避難生活を送ることになります。
そこで、
飲料水や非常食、現金・預金通帳などの貴重品、救急用品、ヘルメット・軍手、懐中電灯、携帯ラジオ、衣類や下着
など避難生活で必要になるものや、感染症対策のためにマスクや消毒液などを、あらかじめリュックサックなどに詰めておいて、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
家族に乳児のいる場合は、ミルク・紙おむつ・哺乳瓶なども必要です。
高齢者がいる場合は、お粥などやわらかい食料品や常備薬も用意しましょう。
食物アレルギーのある方は、アレルギーに配慮した食料を用意しておく必要があります。
余裕があれば、カセットコンロやポータブルトイレなども準備しておくといいでしょう。
さらに、靴や服装も、災害時に動きやすいものを準備しておきましょう。
普段からのしっかりした準備で、災害の発生に備えておきましょう。
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