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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2019年12月3日(火) 15時00分 医療どぉ~ナル!

    フッ素洗口の効果と現状について

    29日の「医療どぉ~ナル!」では、大阪府歯科保険医協会 理事の江原豊さんに「フッ素洗口の効果と現状」についてお話を伺いました。

    https://youtu.be/_uq58SkB3ew

    フッ素洗口とは、フッ素を使った口腔洗浄のことで、1970年代頃から虫歯の予防に効果がある方法として知られていました。

    一部では、児童のフッ素洗口に反対する意見もありますが、江原さんは「正しく指導すればまったく問題はなく、むしろ虫歯予防の観点から効果は大きい」と考えています。

    実際に新潟県などでは、県下の自治体でフッ素洗口が普及していて虫歯予防に効果を上げているそうです。

    逆に大阪や兵庫では普及率はあまり高くないそうで、江原さんは「貧困による口腔崩壊」を少しでも減らすために、教育現場でのフッ素洗口の普及を強く訴えられました。

     

  • 2019年12月2日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(11月29日)

    11月29日のお題は落葉」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「マロニエの落葉尽くすまで掃かず」
    「落葉掃き箒の種類束ねもち」
    「一と雨が落葉やさしく馴染ませり
    「冬紅葉石山寺はあますなく」

    妙音新聞からは
    「柿落葉舞ふ閉園の観覧車」(吹田市 土山 能孝さん)
    「玄関に一葉迷ひこむ落葉かな」(御坊市 松本 裕子さん)
    「落葉踏む音は前から後ろから」(八尾市 淺井 祥多さん)

    今週は、向井去来の句をご紹介します
    「賽銭を落して払う落葉かな」
    「冬がれの木の間覗かん売屋敷」
    「咳声の隣はちかき縁づたひ」


    今週の寺谷さんの句は、
    「ぬれ落葉 石段そろり垂水宮」
    「鉢植えのミカン極上五つ六つ

    あっきんの句は、
    「落ち葉舞うスイングともにナイショット」
    「冬の香のチーズ祭典 週末に」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。
    「集めたる落葉にダイブでお説教」(守口市 しんきいってんさん)
    「風が吹き思いのダンス落ち葉かな」(丹波篠山市 期限切れさん)
    「落ち葉焼くほかほかの芋 冬の味」(神戸市北区 たけしさん)
    「落葉掃きいくら掃いてもすぐ積もる」(三田市 ひろちゃんさん)
    「濡れ落ち葉 滑って転んで回り見る」(東大阪市 シティボーイさん)
    「落ち葉踏み人が登らぬ未知の道」(交野市 星のブランコさん)
    「風に乗りゆらり旅する落葉かな」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)
    「頑固だぞ踏まれて耐える濡れ落葉」(兵庫県神戸市 もふもふさん)
    「落葉はき隣の分までレレレのレ」(豊岡市 あきひめさん)
    「参道にひらひら落ち葉 風に舞い」(淡路市 お散歩おじさん)
    「おちば舞う一期一会の景色かな」(大阪市東住吉区 ラビットさん)
    「ぬれおちば つまにべったり所得税」(加古川市 ゲゲさん)
    「溝うめる落ち葉の力 プラタナス」(神戸市垂水区 木星さん)
    「今日も又隣の落葉の来訪だ」(泉佐野市 ヤスコさん)
    「落ち葉掃き枝に残りし新芽かな」(多可郡 北はりまのムーミンパパさん)
    「路地に出て風情感じる落ち葉かな」(芦屋市 さやかさん)
    「落ち葉焚き煙呼び込み子が集う」(大阪市平野区 くずれ荘管理人さん)
    「襟立てて落ち葉舞い散る帰り道」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「遊びつつ芋を焼いてた落ち葉たき」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「酔いどれのアッキン悩ます濡れ落ち葉」(大阪市生野区 ポテトサラダさん)
    「落ち葉舞う赤黄のじゅうたん練り歩く」(茨木市 蒼龍さん)
    「赤い実の目にも鮮やかピラカンサ」(池田市 うさこさん)
    「孫抱っこ自然と足が手の代わり」(兵庫県神戸市 もふもふさん)
    「もう冬だ これだけ寒いと部屋暖気」(草津市 バス会社に就職してもバスに乗らない滋賀のまー君さん)
    「温いのか それでも寒いよ冬だから」(三田市 ひろちゃんさん)
    「男女ともフィギュアスケート4回転」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「関東煮 次、その次も あぁ大根」(守口市 しんきいってんさん)
    「顔見せに街にぎわうや逝く夫」(姫路市 みよこさん)
    「からからと音たて急ぐ落葉かな」(阪南市 大根大好きさん)
    「朱に染まる祇園白川 落ち葉船」(守口市 守口のタヌキさん)
    「古寺の一斉掃除落葉焚き」(垂水区 ますきさん)
    「東山「招き」見上げて南座へ」(守口市 守口のタヌキさん)
    「堅炭の光まぶしや茶室鉢」(垂水区 ますきさん)

    それでは出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    寺谷さんが選んだ句は、
    「くしゃみして落ち葉の上に入れ歯落ち」(兵庫県豊岡市 出石町の彦べぇさん)
    「孫が言う紅葉がりってなに食べる?」(豊岡市 あきひめさん)

    あっきんが選んだ句は、
    「顔見世のニュースに早やと驚いて」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)

    コメンテーターの宮倉さんが選んだ句は、
    「公園のベンチに先客 落ち葉たち」(赤穂市 風ちゃんさん)

    ゲストの木村さんが選んだ句は、
    「落ち葉踏む起こさぬようにダンゴムシ」(大阪市福島区 恋するサボテンさん)
    「白い息みんなゴジラの通学路」(丹波篠山市 丹波のまめりんさん)

    大森先生が選んだ句は、
    「落ち葉踏む足音迫り友来る」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「去来碑も落葉に埋もる嵐山」(池田市 うさこさん)
    「上は紅葉下は落葉のじゅうたん踏む」(草津市 バス会社に就職してもバスに乗らない滋賀のまー君さん)
    「落葉踏む胸のつかえを消しながら」(大阪市住之江区 つぶやきヨーコさん)
    「散り敷いた落ち葉蹴り蹴り子は帰る」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「木枯らしに踊る落ち葉がアン・ドゥ・トヮ」(岡崎市 小太り爺さん)
    「被爆地で平和唱える教皇よ」(神戸市北区 たけしさん)
    「寒風にひるむ事なし乳母車」(交野市 星のブランコさん)
    「新しき令和も急ぐ師走かな」(淡路市 お散歩おじさん)
    「紅葉の柿の葉ずしを手みやげに」(吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「仁王門時雨しのぎて書写登る」(姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、
    「落ち葉ふむかわいい足でヨチヨチと」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「飛日野や鹿も走るや奈良マラソン」(吉野郡 吉野の茶つみさん)

    です。

    次回のお題は冬の鳥雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

  • 2019年12月1日(日) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    「雪崩防災週間」のおしらせ

    毎年121日から7日までの期間は雪崩防災週間です。

    国土交通省では、この期間中は、全国的に雪崩災害による人命と財産の被害を防止するための啓発活動を行っています。

    では、雪崩とはどんな現象なのでしょうか。

    雪崩とは、山の斜面に積もった雪が、滑り落ちてくる現象です。

    滑り落ちる雪の位置によって「表層雪崩」「全層雪崩」2種類に分けられます。

     

    「表層雪崩」は、気温の低い1月から2月頃、すでに雪が積もっている場所へ、短時間に大量の雪が積もった時に多く発生します。

    大規模なものは山の麓から数キロ先まで達することもあり、そのスピードは100kmから200kmほどと新幹線並みの速さです。

    「全層雪崩」は、3月から4月の天気が良く気温が上昇した時に多く発生します。

    こちらは地表に積もっている雪が、全て滑り落ちてくるのが特徴で、時速40kmから80kmほどのスピードがあります。

     

    国土交通省では、雪崩予防柵を設置するなどの「雪崩対策事業」を実施していますが、雪崩はいつどこで起きるか分かりません。

    そこで、日頃からの心がけとして

    • 雪崩注意報や気象情報などに注意を払いましょう。
    • 雪山の斜面に亀裂が入ったり、こぶし大の雪の塊が落ちてくるなどの

    現象が確認されたら、速やかに、その場から離れましょう。

    雪崩は遠くまで達することもあるので、斜面から十分離れた距離まで避難してください。

    雪崩は、一瞬のうちに私たちを襲います。

    万が一雪崩に遭遇したら、雪崩の進行方向に対して、出来るだけ左右の方向に逃げるようにしてください。