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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2018年1月3日(水) 19時03分 一紀のツーと言えばカー!

    事故を起こした時の対応

    この年末年始、帰省や旅行でお車の運転をされている方も多いかと思います。

    事故を起こした時の対応なんて想定したくはないですが、事故を起こしたパニックで対応を誤ったら、それこそ一大事です。

    (最近、当て逃げやひき逃げのニュースも多いですよね)

    そこで、事故を起こした時の対応をしっかり確認しておきましょう。

    事故を起こしたら、法律で以下の3つの対応をすることが決められています。

    ◎負傷者の救護
    事故を起こしたら、ただちに車を安全な場所に停めて、負傷者の救護をしなければなりません。必要があれば病院に運んだり、救急車の手配などをします。

    救護措置をとらずに現場を立ち去ると、ひき逃げ(救護義務違反)となり処罰されます。

    ◎道路上の危険の除去
    他の通行車両や歩行者に二次災害が発生しないように処置します。

    ◎警察への報告
    最寄りの警察署(または交番、駐在所)の警察官に、事故を報告します。

    現場の道路状況、衝突地点、停車位置、被害者の転倒地点、事故車両の破壊状況など、事故状況の証拠の収集しておきましょう。

    この他に、

    ・目撃者がいる場合は、連絡先など話を聞いておきましょう。

    ・保険会社へ事故を起こしたことを連絡をしましょう。

    逆に被害を受けた方は、加害車両に関する情報(運転者の名前や住所など)はもちろん、加害者側が加入している保険の契約内容なども調べておきましょう。

    さらに保険金を請求するために警察に事故の届出をして、「交通事故証明書」の交付を受けることも必要です。

    また加害者同様に、自分の契約保険会社への連絡も忘れてはいけません。

    そして、事故後ただちに医師に診察してもらいましょう

  • 2018年1月2日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    冬場の火災対策

    一年を通じて、一番住宅火災が多い時期って、いつだと思いますか?

    実は、例年11月から3月までの冬場の期間が非常に多いんです。

    特に1月は突出して多いことが消防庁などの調査によって分かっています。

    住宅火災の原因は、1位が「コンロの不始末」で2位が「タバコ」、3位が「放火」となっています。

    また平成28年の火災死者数の調査では、被害者の実に7割が住宅火災によるものなんです。

     

    住宅火災を防ぐには、皆さん一人一人の注意と心がけが大切です。

    特に「3つの習慣」と「4つの対策」と言われるポイントがあります。

    3つの習慣」とは、
    ①寝たばこは絶対にやめましょう。
    ②ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使いましょう。
    ③ガスコンロなどのそばを離れる時は、必ず火を消しましょう。
     ※最近カセットコンロ・カセットボンベの間違った使い方による火災が増えてます。
     (他の熱源の近くで使う、IHクッキングヒーターの上でカセットコンロを使う、など)

    4つの対策」とは、
    ①火災に備えて、住宅用火災警報器を取り付けましょう。
    ②寝具や衣類、カーテンなどは、燃えにくいものを使いましょう。
    ③火災を小さなうちに消火できるよう、住宅用消火器を置いておきましょう。
    ④お年寄りや身体の不自由な方を守るために、隣近所の協力体制をつくりましょう。

    この3つの習慣、4つの対策に特に注意して、「火の用心」を心がけてくださいね。

     

  • 2018年1月1日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(12月29日)

    今回のお題は大晦日」「懐炉」「重ね着でした。

    まず、大森さんの句からご紹介します。
    「蒸気幾條総本山のお餅搗き」
    「心もち簡略にして大晦日」
    「いと軽き登山リュックに懐炉秘め」

    妙音新聞からは
    「頑張れと言ひ聞かせつゝ大晦日」(綾部市 森本信太郎さん)
    「野佛の朱き衣縫ふ針納め」(橋本市 植山朝子さん)
    「煤払今日は夫の出番かな」(富山市 國見由利子さん)
    「重ね着を忘るる程の薄さかな」(吹田市 土山川水さん)

    つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
    「屑買に此髭売らん大晦日」(夏目漱石)
    「わすることなかれ懐炉を入れおきぬ」(夏目漱石)
    「行く年や猫うづくまる膝の上」
    (夏目漱石)
    「漱石が来て虚子が来て大晦日」
    (正岡子規)
    「三十にして我老いし懐炉哉」
    (正岡子規)

    続いてに出演者の句をご紹介します。

    まず寺谷さんの句は、
    「同窓と盃重ね来る大晦日」
    「信号待ち 懐炉一つの ありがたさ」
    「重ね着のチクチク苦手やせがまん」

    アッキンの句は、
    「大晦日 旅行準備に勤しむぞ」
    「必需品お腹に懐炉 外ロケ」
    「重ね着を六枚しても まだ足らぬ」

    コメンテーターの西村さんは、
    「大晦日 寒空の中 夢託す」
    「息白く温もり恋し ねこカイロ」
    「重ね着の一番下はミートテック」

    続いて今週のリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「重ね着の妻が吐息の台所」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「脂肪付き重ね着いらず暖かい」(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)
    「重ね着を着こんで松も虫殺し」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「寝床より這い出す前に重ね着を」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「重ね着の一枚違う寒さかな」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「楠や桐 懐炉の灰も今昔」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「カイロ巻き婆さん腰を伸ばしてる」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
    「防寒に役立懐炉大掃除」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「大晦日めくる暦も あとわずか」(明石市 明石のレモントマトジュースさん)
    「除夜の鐘 一つ残してあらたまに」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「大晦日 慌てなくても年は行く」(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)
    「忙しや忙しや早 大晦日」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「亡き妻や静かに過ごす大晦日」(神戸市垂水区 ますきさん)

    「感謝する空気の存在ありにけり」(尼崎市 ひなこさん)

    それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。

    コメンテーターの西村さんは
    「カイロより八十路の今は湿布貼る」(泉大津市 昭一さん)
    「重ね着でバーゲン巡り汗だくに」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    寺谷さんは
    「カイロ入れ右のポッケに君の手を」(たつの市 悪魔の囁きさん)
    「一〇八のかねで足りぬ 我が煩悩」(泉大津市 昭一さん)

    アッキン
    「太ったね重ね着だよと言いわけす」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「酒好きを資格にかえて大晦日」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)

    大森さん
    「重ね着の絹をまといつ華添えて」(明石市 明石のレモントマトジュースさん)
    「着重し着る脱ぐ度に小休止」(泉大津市 昭一さん)
    「重ね着や十二単衣の雅かな」(八尾市 ゴンちゃんさん)
    「言い訳に重ね着してると君は言う」(揖保郡 斑鳩の王子さん)
    「ベンジンの匂うカイロの小抽斗」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「亡き母の残したカイロ たなのすみ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「大晦日 此の年惜しみ蕎麦を喰う」(姫路市 みよこさん)
    「大晦日 奉仕のできるありがたさ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「大晦日 煩悩抱えて年明ける」(大阪市淀川区 蒼龍さん)

    そして今週の特選句は

    「煩悩のすべて持ち越し大晦日」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
    「言わずともカイロが貼れる老夫婦」(姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)
    「重ね着の腕上げにくく大掃除」(姫路市 みよこさん)

    次回のお題は元旦」「初春で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2017年12月31日(日) 17時42分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    ステキな演奏で年忘れ!

    2017年最後のゲストは、ピアニストの楊美希さんをお迎えしました。

    ホテルのサロンや豪華客船クルージングなどを中心に、「旅するピアニスト」としてエンターテインメントなピアノ演奏活動をされている楊さん。

    実は神戸ハーバーランドから出発するクルージング船「コンチェルト」でも定期的に演奏されているんです。

    番組では、来年の戌年にちなんで、ショパンの「子犬のワルツ」も聴かせていただきました。

  • 2017年12月29日(金) 14時49分 一紀のいろいろ万華鏡

    新年に備えて、正しいお屠蘇のいただき方をご紹介します!

    2017年最後の「一紀のいろいろ万華鏡」では、日本酒学講師の資格を持つアッキンが、お正月のお屠蘇の正しいいただき方を紹介してくれました。

    「お屠蘇(とそ)」とは、一年間の邪気を払い、長寿を願って正月にお酒を呑む風習のことです

    「お酒」といっても、実はお屠蘇には、ちゃんと作り方があるんです。

    お屠蘇とは「屠蘇散」と呼ばれる薬草を日本酒やみりんを混ぜたものに漬けて作られているんです。

    日本酒やみりんの比率は、好みや地域の風習で別れますが、だいたい5:5くらいがいいそうです。

    番組では、実際に様々な比率で作ったお屠蘇を試してみました。

    お正月の伝統的な風習であるお屠蘇。みなさんも、ぜひやってみてください。