3月24日の「いろいろ万華鏡」では、日本を代表するお酒の専門家でもあるあっきんが、リスナーのみなさんからのお酒に関する質問に答えたり、最新の日本酒事情をご紹介しました。
最近は全国の様々な日本酒を味わえるようになりましたが、その最たるものが「和酒フェス」
関西では4月8日(土)9日(日)に大阪・弁天町にあります大阪ベイタワーで開催されます。
今回「和酒フェス」に初参加するこちらの3銘柄をスタジオで試飲しました。
吉村秀雄商店「車坂 山廃純米吟醸酒」
麹米に山田錦、掛米に美山錦を使用し、9号酵母で醸した王道の純米吟醸酒。
山廃仕込みによって米の伸びやかな旨みと酸が下支えする骨格をつくりあげ、3年以上の熟成期間を経ることでなめらかな口当たりとバランスのとれた味わいに仕上がりました。
冷酒ではキレがよく、常温ではコクの深さ、燗酒ではやわらかな旨みが感じられます。お出汁を引く和食全般や魚介、天ぷらやから揚げといった揚げ物とも相性が良く、1本でいろんな表情を見せてくれるお酒です。
江井ヶ嶋酒造「日本魂(やまとだましい)」
“水酛仕込み”をテーマに無濾過生原酒や樽貯蔵で商品開発をしている特約店限定商品です。
今代司酒造「IMA 牡蠣のための日本酒」
こちらは牡蠣料理にピッタリという珍しいお酒です。
新潟県にある今代司酒造では、2006年からアルコール添加を一切行わない全量純米仕込みに切り替えたということで、純米の旨味とキレの良さの両立を実現することで、食を引き立たせ、飲み飽きしない酒造りに努めているそうです。
他にもいろんなお酒が楽しめますので、ぜひ「和酒フェス」に行ってみてくださいね!