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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2025年10月24日(金) 15時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    秋は日本酒の季節!

    10月24日の「いろいろ万華鏡」では、兵庫県の酒蔵「沢の鶴」の限定醸造「生酛純米冷やおろし」を囲みながら「女性が選ぶ日本酒コンクール・美酒オブ・ザ・イヤー2025」をご紹介しました。

    大阪で開催された関西大会では、全国から集まった銘酒を「フルーティー部門」「ドライ部門」「エイジド(熟成)部門」など6分類で審査します。

    女性審査員たちが選んだ最高賞には、なんと「エイジド(熟成)部門」から20年以上前の酒をブレンドしたという兵庫の「吟天龍王」が輝いきました。

    日本酒の世界では、保存技術の進化により、かつて蔵の周辺でしか味わえなかった「冷やおろし」も全国で楽しめるようになりました。

    語源の「冷(ひや)」とは“常温”を意味し、「卸」は“出荷する”という意味。冬に仕込んだ酒をひと夏寝かせ、秋に出荷するのが「冷やおろし」なんです。

    一般的に2回行う火入れ(加熱処理)を1回にとどめることで、熟成の旨味を残しつつ、ほどよいまろやかさを生むそうです。

    秋に味がのった状態を「秋上がり」と呼び、反対に味が落ちた場合は「秋落ち」とも言うそうで、まさに季節と時間が織りなす日本酒の芸術ですね。

    また大阪・弁天町ベイタワーでは、10月25日(土)・26日(日)に、日本最大級の日本酒イベント「和酒フェス」が開催されます。

    30の蔵元が集い、専用カップでの飲み放題や、豆腐を使った新感覚フード、馬肉串などとのペアリングが楽しめますよ。

    吉川さんも25日のMCとして出演しますが、チケットはすでに売り切れだそうです・・・

    でも、当日券が出るかもしれないということなので、お時間の許す方はぜひお越しくださいね!

    第12回和酒フェス 公式サイト

  • 2025年10月18日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    津軽三味線の響きが届ける“秋”

    10月17日の「いろいろ万華鏡」では、津軽三味線奏者の徳田恵美さんにお越しいただきました。

    徳田さんは今年2月に続き二度目のご登場。オリジナルの和風衣装とともに、力強く繊細な三味線の音を披露していただきました。

    津軽三味線は、三味線の中でも最も太い「太棹」を使う楽器で、重さは約3.5キロ。弦は絹糸とナイロン糸の組み合わせで張られ、力強い低音と繊細な高音を自在に奏でます。

    徳田さんいわく「音色は奏者の気持ちをそのまま表す楽器」だそうで、演奏中はかなり体力を要するそうですよ。

    番組では、代表曲「津軽じょんがら節」を生演奏。低音のうねりと繊細な指さばきが織りなす迫力に、寺谷さん、あっきん、小玉さんも感嘆。

    徳田さんは現在、高槻と心斎橋で三味線教室を開講中。最年少は小学生、最年長は82歳と幅広い世代が学んでいるそうです。

    三味線は五線譜が読めなくても始められる楽器ということで、日本の伝統楽器に挑戦する人が増えることを願っているそうです。

    12月3日には地元・高槻市のライブハウス「CAFE」で、和太鼓奏者とのコラボライブを開催予定とのこと。

    学生1,000円・一般3,000円(1ドリンク付)で、SNSやFacebookで情報を発信中です。

  • 2025年9月27日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    受けましょう!大腸がん検診

    9月26日の「いろいろ万華鏡」では、番組ではおなじみとなりました京都府立医科大学の吉田直久さんとお電話をつないで、先日開催された大阪・関西万博の京都パビリオンで行われた、大腸内視鏡検査の実演やAI技術を取り入れた最新医療の展示イベントの様子を紹介しました。

    会場では実際の医療機器に触れられる体験コーナーも設けられ、子どもから大人まで、多くの人が来場して「がん検診の重要性」を肌で感じる貴重な機会となりまったそうですよ。

    展示の目玉は、AIによる大腸ポリープ診断支援。内視鏡映像を解析し「ここが怪しい」と示してくれる技術に、来場者は大きな関心を寄せました。

    吉田さんによると、まだ発展途上のシステムですが、経験の浅い医師を支える力となり、将来AIと人間が協力する新しい医療を実現出来るとのことでした。

    紹介しました。

    また吉田さんは、日本と比べて大腸がん死亡率の高いチリでの経験を交えながら、検診の有無が生死を分ける現実を強調。

    「症状が出てからでは手遅れになることが多い。検診で見つかれば9割以上が治癒できる」と訴えました。

    日本では便潜血検査の受診率が約40%と低く、欧米や韓国の水準に比べても遅れているそうです。

    大腸がんは今や日本人が最もかかりやすいがんであり、死亡原因でも肺がんに次いで2位。今後15年は増加が続くと予測される中、受診率向上が求められているそうです。

    大腸がんは「早期に見つければ治せる病気」。検便から始まるシンプルな一歩が、自分と家族の未来を守る最良の方法ということで、この機会にぜひ、検診について考えてみてはいかがでしょうか。

  • 2025年8月23日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    姫路発!クラフトジンとおでんの新しい出会い

    22日の「いろいろ万華鏡」では、姫路のユニークな専門店「クラフトジンとおでんの店 maruya」をご紹介しました。

    店主の小谷健二さんは、15年以上のバーテンダー経験を活かし、「姫路おでん」と「クラフトジン」という一見意外な組み合わせを提案。しょうが醤油を効かせた優しい出汁に、おでんの具材を合わせ、そこに全国各地のクラフトジンをペアリングする新しいスタイルを確立しています

    クラフトジンはジュニパーベリーを必ず使用する蒸留酒ですが、それ以外の香り付けは自由度が高く、地域ごとの特産品を活かしたボタニカルが楽しめるのが特徴なんだとか。

    「maruya」さんでは、北海道から沖縄まで70種類以上の国産クラフトジンを揃えています。例えば、柚子や山椒を使ったものなど、それぞれが個性的な香りを放ち、おでんの具材ごとにぴったりの組み合わせが楽しめるんですよ。

    小谷さんによると「最初は半信半疑で注文されるお客様も多いが、一度体験すると虜になる方が多い」そうですよ。

    店の屋号「maruya」には「丸く収める」という思いが込められているそうで、美味しい料理と酒を通じて日常を前向きに楽しんでほしいという願いが込められています

    お店は姫路駅からすぐの商店街近くにあり、開店から約2年。小谷さんは、今後は地域活性化に貢献しつつ、全国の食文化とクラフトジンを融合させる取り組みを広げていきたいと熱く展望を語っていただきました。

    姫路に訪れた際は、ぜひ「おでん×クラフトジン」という新しい食文化を体験してみてはいかがでしょうか。

    おでん クラフトジン maruya