寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2026年9月19日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    大腸がん検診を受けましょう!

    9月18日の「いろいろ万華鏡」では、京都府立医科大学 の吉田直久さんにお越しいただき、最近著名人が発症して注目されている大腸がんについて、お話を伺いました。

    吉田先生は医師として診療に携わる一方、2014年ごろから「大腸がん検診を受けましょう」と書かれたTシャツを着てマラソン大会に出場する啓発活動を続けています。

    きっかけは、京都府や京都市が開催するウォーキングイベントに専門医として参加したこと。歩いたり走ったりする姿を通じて、直接話をしなくても多くの人に大腸がん検診の大切さを伝えられると考えたそうです。実際、Tシャツを見た人から「検診を受けました」と報告を受けることもあるといいます。

    最近ではシドニーマラソンにも参加。4万人を超えるランナーの中、日本国旗を顔につけ、英語と日本語で検診を呼びかけるTシャツを着て42.195キロを完走しました。タイムは3時間11分。多忙な医師生活の中でも、仕事の合間や帰宅後の30分など「スキマ時間」を利用してトレーニングを続けているそうです。

    吉田先生によると、大腸がんの患者さんの腸内細菌を調べると、一般の人とは異なる傾向がみられるという研究報告があり、腸内細菌のバランスの乱れが大腸がんと関連する可能性も示唆されています。

    発酵食品などを取り入れることに加え、運動によって腸の動きを促すことも腸内環境を整えるうえで重要だといいます。吉田先生自身も、ぬか漬けや納豆などを日常的に取り入れているそうです。

    また、大腸内視鏡検査の最新事情にについても宇賀がいました。

    内視鏡検査というと、「痛そう」「苦しそう」と不安に感じる人は少なくありません。

    しかし吉田先生によれば、現在は検査中にしっかり作用し、終了後には比較的すっきり覚める鎮静剤も使われるようになり、以前より楽に検査を受けられるようになっています。

    検査を受ける医療機関を選ぶ際には、学会の「専門医」「指導医」といった資格も客観的な目安の一つになるとのことです。

    内視鏡検査でポリープが見つかった場合でも、すべてをすぐ切除するとは限りらないそうです。大きさや種類によっては経過観察となるケースもあります。また、一度内視鏡検査を受けて異常がなかった人や、ポリープを切除した人については、状態に応じて数年ごとの検査でよい場合もあるそうです。

    一方、腹痛や下痢など気になる症状が続く場合には、便潜血検査が陰性であっても内視鏡検査を検討することが大切だと吉田先生は話します。

    「がんを見つける」だけでなく、その前段階であるポリープを発見し、必要に応じて取り除くことで「将来のがんを予防する」。大腸内視鏡検査には、そんな重要な役割があります。

    怖いから検査を避けるのではなく、まず自分の腸の状態を知ること。それが、大腸がんから命を守るための大切な第一歩なのかもしれません。

  • 2026年9月12日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    フルーティストの田畑裕美さん、久々のご登場!

    9月11日の「いろいろ万華鏡」では、番組久しぶりのご出演となりますフルーティストの田畑裕美さんにお越しいただきました。

    田畑さんはフルートを始めて約25年。意外にも、最初からフルートに強い憧れがあったわけではなかったそうです。楽器を始める際、実際に音を出すことができたのがクラリネットとフルートで、先生の勧めもあってフルートを選んだのが始まりでした。

    そんな偶然ともいえる出会いから、今では四半世紀を経た田畑さん。この9月26日(水)に村松リサイタルホールで「第11回フルートリサイタル」を開催します。

    これまでにはコロナ禍や台風による延期など、さまざまな出来事もあったそうですが、そのたびに乗り越えて11回目を迎えます。

    田畑さんは「本番前には大変だと思っても、終わるとまた次もやろうと思う」と、リサイタルを続ける思いを語りました。

    今回のリサイタルでは、フルートの歴史に影響を与えた作曲家たちの作品を取り上げます。現在の金属製フルートが生まれる以前には木製の楽器が使われており、指使いや音色も現在とは大きく異なっていたとのこと。単に名曲を楽しむだけでなく、フルートという楽器がどのように発展してきたのかを音楽を通じて感じられるプログラムになりそうですね。

    スタジオでは田畑さんがフルートで「浜辺の歌」を生演奏。穏やかで柔らかな音色が流れると、寺谷さんたちもゆったりとした空気に包まれていました。

    そして話題は、寺谷さん主催の「たかつきで!ROUDOKUエンターテインメント2026」へ。

    昨年に続いて田畑さんが音楽を担当し、朗読とパントマイムを組み合わせた「一寸法師」をはじめ、高槻を舞台にしたオリジナル作品、宮沢賢治の作品などを上演する予定です。

     

  • 2026年8月23日(日) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    京都南座「流白浪燦星 碧翠の麗城」をご紹介しました

    8月21日の「いろいろ万華鏡」では、京都南座の9月公演「流白浪燦星(ルパン三世) 碧翠の麗城(へきすいのれいじょう)」に出演される歌舞伎俳優の中村米吉さんからのコメントをご紹介しました。

    あの「ルパン三世」が歌舞伎になった!と話題になった前作に続く、第二弾!

    今回は、中村米吉さん演じるヒロインの瀬織姫の危機を救うべく、流白浪燦星(ルパン三世)が大暴れ!という物語だそうです。

    主演の片岡愛之助さんと米吉さんによる歌舞伎名物の「宙乗り」や「早替わり」など、見どころ満載の舞台です。

    もちろん、歌舞伎ファンの方もしっかり楽しめる「歌舞伎のお約束」もしっかり盛り込んでいるとのこと。

    9月の南座は注目ですね!

  • 2026年7月18日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    かがり火が照らす幽玄の世界とは

    17日の「いろいろ万華鏡」では、能楽師の谷口雅彦さん(右)と山口尚志さん(左)をゲストに迎え、お二人が出演される薪能の魅力について伺いました。

    お二人は、谷口さんが寺谷さんの先輩、山口さんが同級生というご関係。この8月11日と12日に大阪・生國魂神社で開催される「第70回大阪薪能」に出演されるそうです。

    大阪薪能は昭和32年から続く歴史ある催しで、能楽の五つの流儀がそろって出演する、全国的にも珍しい舞台です。同じ演目でも流儀によって演出や表現が異なるため、それぞれの特色を一度に楽しめる貴重な機会となっています。

    薪能の大きな魅力は、なんといっても屋外で行われることです。夕方から舞台が始まり、日が暮れる頃にかがり火へ火が入れられます。

    炎に照らされた能舞台は、劇場とは異なる幻想的で幽玄な雰囲気に包まれます。一方、8月の屋外公演は演者にとって体力的にも過酷であり、日頃からの鍛錬が欠かせないそうです。

    山口さんは12日の演目「石橋」で主役にあたるシテを務めます。「石橋」は、中国の霊山を舞台に獅子が現れて舞う、華やかで迫力のある演目です。今回は前半を省略した短い構成ながら、約15分の中に見どころが凝縮されています。金剛流では3頭の獅子が登場し、そのうちの一人を山口さんの息子さんが務めるため、親子共演も注目されています。

    谷口さんは同じ演目で、合唱にあたる地謡のリーダーを務めます。高校時代に偶然入った謡曲部をきっかけに能楽と出会い、その魅力に引き込まれてから約55年。現在は学校の能楽部の指導や能楽界の運営にも携わり、伝統文化の継承に力を注いでいます。

    能は難しいと思われがちですが、あらかじめ物語を知ってから鑑賞すると、舞台の動きや音楽の意味が理解しやすくなるそうですよ。

    かがり火の中で繰り広げられる迫力ある舞を入口に、日本の伝統芸能の奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。

  • 2026年6月27日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    話題のイタリアンシェフが登場!

    6月26日の「いろいろ万華鏡」では、大阪・豊中にあるイタリア料理店「マッシモフェラーリ」のオーナーシェフ、古川彰さんをゲストにお迎えました。

    大分県佐伯市出身の古川さん。子どもの頃からお母様の料理を手伝うことが好きで、高校卒業後に調理師学校へ進むため大阪へ出てきたそうです。

    当初はフランス料理に憧れていたそうですが、先生の紹介でイタリア料理店でアルバイトを始めたことが、人生の大きな転機となります。

    そこで初めて食べたのが賄い料理の「ボンゴレビアンコ」、そのおいしさに衝撃を受けたそうです。その感動が、古川さんをイタリア料理の世界へと導きました。

    その後、古川さんは名店「ポンテベッキオ」で17年にわたり腕を磨き、料理長としても活躍されました。しかし、店舗運営や人事、総務的な仕事が増えるにつれ、現場で料理を作る時間が少なくなっていったそうです

    そこで「もう一度、自分の手で料理を作りたい」という思いが強くなり、独立して昨年「マッシモフェラーリ」をオープンしたんです。

    番組では、古川さんが持参した冷たいコーンスープも紹介されました。材料はコーンと水、塩だけ。クリームを使っていないにもかかわらず、驚くほど甘い味わいに、出演者の皆さんも思わず言葉を失うほど!

    ポイントは、とうもろこしの芯で出汁を取ること。素材の力を引き出す丁寧な仕事が、シンプルな料理を特別な一品に変えるんですね。

    さらに、古川さんが持参されたフォカッチャについても話が広がりました。ハーブなどを使わず、塩とオリーブオイルだけで仕上げるプレーンな味わいは、料理の邪魔をしないための工夫なんだそうです。

    また、家庭でも作りやすい料理として、ナスとズッキーニだけを使ったカポナータも紹介されました。余計な材料を入れず、野菜を丁寧に揚げ、トマトソースと塩だけで仕上げるのが古川流。

    「一つ一つの動作をきちんとやれば、誰でもおいしくできる」という言葉には、長年料理に向き合ってきたシェフの信念が感じられました。

    本格イタリアンのおいしさだけでなく、料理人としての古川さんの歩みと哲学を垣間見ることが出来ました。

    マッシモ フェラーリ オフィシャルサイト