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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2025年11月23日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    映画「道草キッチン」をご紹介しました

    11月21日のゲストは、番組久々のご登場!映画監督の白羽弥仁さんにお越しいただきました。

    今回は最新作となる映画「道草キッチン」について、お話を伺いました。

    映画のタイトル「道草キッチン」には、人生の折り返し地点に立つ主人公が、少し立ち止まって生き方を見つめ直すという意味が込められているそうです。

    主人公は50歳で、奇しくも26年ぶりの主演となる女優の中江有里さんも、この映画のお話を頂いた時、ちょうど50歳だったそうです。

    物語は、そんな主人公が仕事も家庭もひと区切りつき、これまでの歩みを抱えながら、土地を変え、生活を変え、“道草”するように新たな日々に踏み出していくというもの。

    舞台は徳島県西部、吉野川市や板野町周辺など、観光地として名高いエリアではなく、どちらかといえば山間の静かな地域です。

    白羽監督がこの地を選んだ背景には、移住者の存在と、地域に根付くベトナム人コミュニティへの驚きがあったことだそうです。

    徳島県では近年ベトナム人の在住者が増え、その文化や料理が自然に暮らしの中に溶け込んでいるそうです。映画にもベトナム料理が重要なモチーフとして登場しているんですね。

    主演の中江さんが、劇中では歌声も披露している他、エンディングでは徳島出身のピアニスト石井卓さんがドビュッシーの「月の光」を奏でます。

    監督によると、地元の人々が何気なく見過ごしてきた風景が、スクリーンに映し出されることで「こんなに美しい場所だったのか」と気づいてくれることが大きな喜びなんだとか。

    ロケでは山道の険しさに苦労し、照明車が上がれない場所では監督自らカメラを担いで撮影したエピソードも話していただきました。

    監督曰く、この作品のテーマは二つ。「効率とスピードに追われる時代だからこそ、立ち止まっていい」「隣り合う文化と共に穏やかに生きる」。

    映画の公開は徳島をはじめ、京都・神戸・大阪、さらに東京・名古屋へと広がりつつあり、上映回によっては完売も続いているそうです。

    今回この映画「道草キッチン」の全国共通ペア鑑賞券プレゼントを2組分も頂きました!

    こちらも、どんどんご応募くださいね!

    映画「道草キッチン」公式サイト

  • 2025年11月9日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    知られざる歯科技工士と歯科衛生士の役割

    11月8日は語呂合わせで「いい歯の日」ということで、大阪歯科大学 医療保健学部口腔工学科 教授の中塚美智子さんをゲストにお迎えして、歯科衛生士と歯科技工士の役割についてお話を伺いました。

    私たちが普段何気なく受けている歯科医療の中には、実は多くの専門職が関わっています。

    まず「歯科衛生士」は、お口の中を清潔に保ち、虫歯や歯周病を予防するプロフェッショナルです。歯のクリーニングや口腔ケアを通じて、口の中の健康だけでなく、全身の健康にも関わる重要な役割を担っています。歯科助手と混同されることも多いですが、歯科衛生士は国家資格を持ち、口の中を直接触れる医療専門職です。

    一方で「歯科技工士」は、失われた歯の機能を補うための義歯(入れ歯)、差し歯、詰め物、マウスピースなどを作製する、いわば“歯の職人”です。患者一人ひとりの口の形や噛み合わせは異なるため、色や形を合わせて精密な技術で装置を仕上げていきます。そのものづくりには高度な手先の技術と、医療への深い理解が欠かせません。

    しかし近年、歯科技工士のなり手が減少していることが問題になっています。技術習得に時間がかかることや、一般の人が仕事内容を知る機会が少ないことが要因として挙げられています。

    高齢化が進む中で入れ歯や補綴物の需要が増えることを考えると、今後ますます重要性が高まる仕事であるにもかかわらず、現場では人材不足が深刻です。

    さらに、歯科技工の現場ではデジタル化も進展しています。以前は型取りに粘土状の材料を使うことが一般的でしたが、現在では口腔内スキャナーで撮影したデータをもとに歯の形状を設計するなど、新しい技術と手作業が融合した“ハイブリッド”な現場へと変わりつつあります。

    また中塚さんが紹介された簡単な口腔トレーニング「ベストスマイル」は、口角をしっかり上げて歯を見せ、笑顔を作るだけで表情筋を鍛えることができるというものです。朝の歯磨きのついでにできるため、どなたでも取り入れやすい習慣です。

    歯と口の健康は、食べる、話す、表情をつくるといった日常生活の基本を支える大切な要素です。「いい歯の日」をきっかけに、一度改めて口腔のケアと、それを支える専門職の存在に目を向けてみませんか?

  • 2025年11月1日(土) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    予防医療と運動療法の新しい形とは

    10月最後のゲストは、新大阪にありますDoctor’s Fitness 代表医師の宮脇大さんにお越しいただきました。

    宮脇さんのDoctor’s Fitnessでは、医師が患者に合わせて“運動処方箋”を発行し、提携ジムでの運動療法を推進しています。

    循環器内科医でもある宮脇さんは、大学時代にラグビーを経験し、心臓移植の現場にも携わったことから「身体全体を診る医療」の重要性を痛感したそうです。

    現在は病気の治療だけでなく、運動を通じて健康を維持・回復する仕組みづくりに取り組んでいるんですよ。

    宮脇さんの診療所には人工芝を敷いたスペースもあり、待合室というより“動ける医療空間”といった感じなんです。

    患者さんは診療後、連携するフィットネスジムで安全かつ効率的に運動を行いますが、医師の監修のもとで行うこの運動療法は、いわば「医療×フィットネス」の融合であり、高齢者でも安心して体を動かせるんです。

    現在の心臓リハビリテーションの世界では、従来「安静」が常識だった心臓病治療に対し「適度な運動が予後を改善する」ことが明らかになっているそうで、ウォーキングや軽い有酸素運動など、個々の体力に応じたプログラムを心拍数を管理しながら実施することで、回復力と生活の質を高めていくことができるそうです。

    宮脇さんによると「まずは10〜15分歩くだけでも十分」だそうです、また継続こそが最も大切で、歩数の目安は1日7,500歩程度とのこと。

    いきなり無理をするより、続けられる運動を習慣化することが理想的だそうです。

    さらに、運動を治療の一環として捉え、厚生労働省認定施設での運動費用を「医療費控除」として申告できる制度もあるそうで、まさに「体を動かすこと」が正式に“医療行為”として位置づけられつつあるんですね。

    また生活習慣病や心疾患だけでなく、がん治療後のリハビリにも運動療法は効果的だそうです。

    医療と運動がつながるこの新しいアプローチは、まさに“医師が導くフィットネス”とも言えます。健康づくりに「処方箋」が出る時代が、すぐそこまで来ているのかもしれませんね。

  • 2025年10月26日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    神戸落語祭へいらっしゃ~い!

    10月24日のゲストは、噺家たちによるデキシーランド・ジャズバンド「ホーンなアホな」のリーダー、リピート山中さんと、マネージャーの桂あやめさんにお越しいただきました。

    「ホーンなあほな」は、落語家の中で楽器を演奏できるメンバーが集まり「一緒にバンドをやろう」と始まった企画だあそうで、デビューの舞台は大阪の生魂神社で毎年開催される落語家の祭典「彦八まつり」。

    そのオープニングで演奏を披露したのを皮切りに、ついには神戸・喜楽館の開館式でファンファーレを担当。それがきっかけで正式にバンドとして活動をスタートさせたそうです。

    桂あやめさんは、かつてはメンバーとしてアルトサックスを演奏していましたが、現在はマネージャーとしてブッキングや企画運営を担当しているそうです。

    番組内では、バンドの新曲「ええとこええとこ喜楽館」もご紹介しました。神戸・新開地をテーマにしたこの曲は、リピート山中さんが作詞作曲したオリジナルソングで「喜楽館」の閉演後に流れるエンディングテーマとして制作されたそうです。

    軽快で親しみやすいメロディーが特徴のこの曲は、10月28日からカラオケのJOYSOUNDで先行配信され、11月1日には全国発売される予定です。

    さらに話題は、11月1日・2日に開催される「神戸落語祭」へ。

    新開地の喜楽館を中心に、区役所ホール、アートビレッジセンター、新公園など全6会場で約100人の噺家が出演する壮大なイベントです。

    東京からも柳家花緑さん、立川志らくさんといった人気落語家が参加し、神戸の街全体が笑いに包まれる2日間になりそうです。

    中でも注目は「落語家×お店コラボ企画」。落語家が地元の飲食店に入り、店主と一緒にメニューを考案・提供するというもので、料理好きの落語家による限定鍋や、スナックでの“落語家ママ”企画など、街全体が一体となった遊び心あふれる催しが展開されるんです。

    また、映画『あなたのためならどこまでも』の上映会も行われます。この映画には月亭八方さん、笑福亭鶴瓶さん、そして生前の桂ざこばさんといった豪華メンバーが出演。主演は桂あやめさんで山中さんが音楽を担当したこの作品は、落語文化の温かみを映像で伝える貴重な一本として、今再評価されているそうです。

    音楽あり、落語あり、映画あり──。神戸の街を舞台にした笑いと文化の祭典「神戸落語祭」に、ぜひお越しくださいね!

  • 2025年10月19日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    しっかり受けましょう!健康診断

    10月17日のゲストは、高槻病院副院長で循環器内科主任部長の中島健爾さんにお越しいただきました。

    実は、中島さんがご出演いただいた経緯というのが、番組コメンテーターの小玉誠三さんが、この春に心臓の異変で同院に救急搬送されたのがきっかけなんです。

    その時のエピソードをもとに、中島さんには「心臓病の早期発見と予防」について語られました。

    小玉さんは放送の数日前、息苦しさと胸の違和感を訴え2度倒れ、2回目の搬送時に緊急手術を受けました。血管が完全に詰まる「心筋梗塞」には至らなかったものの、冠動脈が狭くなり血流が悪化していた「狭心症」でした。

    中島さんは「典型的な症状で、救急搬送時には一時的に治まるため見逃されやすい」と警鐘を鳴らしました。

    狭心症の主なサインは、胸の圧迫感や冷や汗、左肩から首にかけての違和感など。特に高齢者は胸痛よりも“胃の不調”や“食欲減退”として現れる場合もあり、注意が必要です。

    異変を感じたら、かかりつけ医に相談し、心電図や運動負荷検査などの精密検査を受けることが重要と呼びかけました。

    また、生活習慣の改善が最大の予防策だと強調。高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙は動脈硬化を進行させる要因であり、「食生活と運動を日々意識することが血管を守る第一歩」とのことでした。

    ウォーキングなどの軽い運動を毎日続けることが、心臓への負担を減らす効果的な方法なんだそうですよ。

    さらにこれからの季節に多い“ヒートショック”にも要注意!急な温度差で血圧が変動し、浴室で倒れる高齢者が後を絶たないといいます。

    「脱衣所や浴室を温めてから入るなど、事前の一工夫が命を守ります」と中島さん。

    現在はカテーテルによるステント挿入など治療技術も進歩していますが「何よりも予防が最善の治療」と強調。心電図や頸動脈エコーなど、定期的なチェックを習慣にしてほしいと呼びかけました。