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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2025年8月10日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    シンガーソングライター、上野晧平さんにお越しいただきました

    8月8日のゲストは、神戸出身のシンガーソングライター、上野晧平さんにお越しいただきました。

    幼少期に祖母の家にあったカラオケキットで歌う喜びを知り、音楽活動を開始した上野さん。2013年には自主制作シングルをリリースし、現在はバンド活動と並行してソロでも精力的に活動を続けています。

    今回、8月27日に配信開始される初のソロシングル「欲望」が番組で初オンエアされました。

    artwork

    当初は「傍観者」というタイトルで制作を始めまたそうですが、曲作りを進める中で「自分の人生を主体的に生きるための指針としての欲望」というテーマに変更。暗い曲調ながらも、最後には希望を感じられる構成にこだわったどうですよ。

    将来の夢は、敬愛するビートルズがライブを行った日本武道館での公演。地元・神戸を拠点にしながら、着実にステップアップを目指しています。

    8月9日に神戸BULLETで開催されたサーキットイベント「カラフルワンダフル2015」への出演の後は、そして12月29日のバン「SONGBIRTH」による忘年会ライブが控えています。

    Ueno Kohei Official Website

  • 2025年8月3日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    伊豆大島から届ける椿の魅力と地域活性の取り組み

    8月1日のゲストは、おなじみ大島椿株式会社の岡田一郎社長をお迎えして、東京都港区芝大門にある「椿の図書館」や伊豆大島の魅力についてご紹介しました。

    「椿の図書館」は、椿に関する書籍を1000冊以上所蔵する日本唯一の専門図書館です。オフィスの一角を改装してつくられた空間には、学術書から美容関連本まで幅広い蔵書が揃っており、誰でも無料で利用可能。

    木曜午後に開館し、図書カードを作れば貸し出しも対応しています。2025年10月には開設3周年を迎え、ワークショップや記念イベントも企画されているそうですよ。

    番組ではさらに、伊豆大島にある「椿花ガーデン」に注目。ここでは、夏でも咲く椿「アザレア椿」の品種改良が行われており、7月から12月にかけて美しい花を咲かせまるそうです。

    園内では年間を通じて様々な椿が楽しめ、岡田さんは「椿の森」をつくるプロジェクトにも取り組んでいます。

    加えて、地元の自然再生にも力を入れており、絶滅の危機に瀕していたユリ科の植物「ハマカンゾウ」を地域一体となって復活させるプロジェクトが進行中です。こうした取り組みは、伊豆大島の観光資源としても注目されています。

    また、以前の放送で観光の拠点としてご紹介した「元町テラス」も、港近くにある立地と美しいお茶の提供にこだわるカフェで、人気のスポットになっているそうですよ。

    アクセス面では、東京・竹芝からの高速船や夜行船、または静岡・熱海からのフェリーが利用可能で、自然と文化、癒しを満喫できる島としての魅力が詰まっています。

  • 2025年7月26日(土) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    デビュー20周年!松原健之さんにお越しいただきました!

    7月25日のゲストは、ラジオ関西の人気番組「松原健之こころの旅」でおなじみの歌手・松原健之さんにお越しいただきました。

    デビュー20周年を迎えた松原さん。静岡県出身で、2004年に「金澤望郷歌」でデビュー。石川県・金沢にゆかりのあるこの曲を通じて、多くの人々の心をつかみました。

    2023年には、能登半島地震の被災地支援として、デビュー曲を再レコーディング。歌の力で人々を励まし続けてきた松原さんの思いが、20年という時の重みとともに響きます。

    そんな松原さんの新曲「愛になるふたり」は、第39回藤田まさと記念・新作歌謡作品コンクール」の優秀作品に選ばれた一曲。多くの作詞・作曲家による公募と審査を経て生まれたこの歌には、「手をつなぐ」ことをテーマに、人と人との温かな絆が表現されています。

    松原さん自身も「歌詞を読んで温かく包まれる感覚があった」と語り、ファンからも「心に沁みる」との声が多数寄せられています。

    今年は、20周年を記念した全国5か所でのコンサートツアーを開催。ツアーの締めくくりは、10月12日(日)の神戸・松方ホール公演です。

    また、11月には山本周五郎原作の時代劇「雨あがる」に俳優として出演。文楽劇場での舞台は約20年ぶりとなり、ファンにとっても貴重な機会です。

    20年の節目を迎えてなお「一人でも多くの人に届く歌を」と、真摯に歌い続ける松原さん。

    これからも変わらぬ笑顔と歌声で、私たちを元気にしてくれることでしょう!

  • 2025年7月20日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    「書」は日本文化の宝です

    7月18日のゲストは、日展作家で書家として活躍する中西咲葉さんにお越しいただき、美しい書の世界と、その情熱的な創作活動について語っていただきました。

    幼少期に母の勧めで書道を始めた中西さん、小学生の頃にはすでに書道を仕事にしたいという夢を抱いていたそうです。

    大学卒業後は企業で秘書として勤務しながらも、作品制作を続け、書家としての道を切り拓いてきました。

    現在は、作品展示やパフォーマンス、ロゴや日本酒ラベルの文字提供など幅広く活動。特に印象的なのは、大筆を使って全身で描くダイナミックな書道パフォーマンスで、大阪の「和酒フェス」や関西万博でも披露されたそうです。

    2024年春には中国でも公演を行い、日本と中国の文化交流の一環として注目を集めました。

    番組中では、実際にスタジオで「輝く」という一文字を書き上げるデモンストレーションも披露。その言葉には、「命輝く未来社会」をテーマとする万博での思いやあ、自身が大切にする前向きな価値観が込められていました。

    中西さんは書道について「形と意味が同時に伝わる、唯一無二の表現」と語ります。さらに、現代社会では手書き文化が希薄になっている中で「書くことで心が落ち着いたり、集中できたりする体験を、多くの人に味わってほしい」とも。

    今後は、日本文化の魅力を国内外に発信していくことを目標に活動を展開予定。

    神戸ポートピアホテルでの展示(10月16日)や、梅田での文字セミナー(8月予定)なども予定されています。

  • 2025年7月13日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    笑福亭鉄瓶さん、ようお越し!

    7月11日のゲストコーナーは、落語家の笑福亭鉄瓶さんをゲストにお招きしました。

    今回は、8月22日に長田区文化センターで開催される「神戸市 心通わす市民の集い」についてお話を伺いました。

    この催しでは、人権啓発映画の上映に加え、鉄瓶さんによる落語会も予定されています。

    実は、申し込み開始早々に満席となり、現在はキャンセル待ちの状態というこのイベント。鉄瓶さん自身も「まさかこんなに早く埋まるとは」と驚いたそうです。

    入場無料であるにもかかわらず、多くの人が心を動かされたのは、鉄瓶さんが演じる「ノンフィクション落語」の魅力かもしれません。

    「ノンフィクション落語」の原点となったのは、読み書きができなかった60代の男性が夜間中学に通い、妻にラブレターを書くという実話に基づくもので、実際に映画『35年目のラブレター』としても話題になり、10億円を超える興行収入を記録しました。

    鉄瓶さんの「ノンフィクション落語」は、単なる笑いだけでなく、人生の深みや葛藤、再生を描くもので、資料を集め、取材対象者に直接会って話を聞くなど、みっちりとした取材に裏打ちされているんです。

    取材では、いわゆるリモートなどではなく、必ず本人に会って話すという信念を貫いていまするそうで、現在は、新作となる五島列島出身の兄弟をテーマにした物語を構想中とのこと。

    また、8月9日には神戸新開地・喜楽館で、ラップユニットとの異色のコラボ落語会も開催予定。伝統と現代の融合を模索する鉄瓶さんの挑戦はまだまだ続きます。