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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2018年10月22日(月) 11時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(10月19日)

    10月19日のお題は秋時雨」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「秋時雨 遺影のほとり冷たかり」
    「密葬をすませば一人長き夜に」
    「猊下偲ぶマリンバの音 秋灯下」

    妙音新聞からは
    「被災地の犠牲者悼む秋時雨」(伊勢市 岩本彩さん)
    「秋時雨 防災無線のわらべ唄」(五條市 馬場廣道さん)
    「台風や錆し雨戸の鍵確と」(橋本市 森岡順子さん)

    今週の上田秋成の句は、
    「灰小屋をもるとも頼め秋時雨」
    「しぐれきて船弁慶の野にこむ」
    「時雨空 朝めし今朝はおそいかな」

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「通いたる店なくなりて秋時雨」
    「朗読の けいこ見守るイチョウの実」

    あっきんの句は、
    「秋時雨 布団重ねて潜り込む」
    「関クラでベストスコアの秋の空」

    コメンテーターの西村さんの句は、
    「秋時雨メタセコイアに包まれて」
    「バスがゆく狸の里は秋うらら」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「秋時雨おとこ心と ちと違う」神戸市西区 スレッガ~3回さん)
    「国境もなく帰る故郷 雁の群」神戸市垂水区 チョイマル親父さん)
    「人待ちを邪魔するような秋時雨」西宮市 蒼龍ん)
    「飛火野や鹿がかけぬけ秋時雨」奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「カップルが急に駆け出す秋時雨」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「秋時雨お地蔵さんに菅笠を」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「秋時雨 衿立て急ぐ城の道」姫路市 みよこさん)
    「秋時雨 降るたび気温下がる夜」三田市 ジャイケルさん)

    「朝夕の寒さが来ると一年を」(赤穂市 ラジオ部屋の怪人さん)
    「米作る人誇らしげ豊の秋」(交野市 星のブランコさん)
    「松茸が香る錦の食べ歩き」(守口市 守口のタヌキさん)
    「夕焼けの色に溶け込む赤とんぼ」神戸市北区 たけしさん)
    「秋風に眩しさ感じ葉の色も」(西宮市 蒼龍さん)
    「夕焼けに黄金に染まる赤とんぼ」明石市 レモントマトジュースさん)
    「庭手入れ南天の実や色付きぬ」神戸市垂水区 ますきさん)
    「銀杏が落ちて深まる里の秋」淡路市 お散歩おじさん)
    「コスモスを横目に朝のウォーキング」赤穂市 風ちゃんさん)

    出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    コメンテーターの西村さんが選んだ句は、
    「訪ね来る人待つうちに秋時雨」交野市 星のブランコさん)
    「コスモスを横目に朝のウォーキング」(赤穂市 風ちゃんさん)

    ゲストのMadam KaKaが選んだ句は、
    「秋時雨 熱燗おでん それもよし」姫路市 ラジオ部屋の怪人さん)

    大森さんが選んだ句は、
    「口笛の聞こゆる町や秋時雨」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「行灯に光る町家の石畳」(守口市 守口のタヌキさん)
    「秋時雨 台風一過の通り雨」神戸市北区 たけしさん)
    「秋時雨 色とりどりの傘の花」(神戸市垂水区 チョイマル親父さん)
    「バラ散らし花じゅうたんに秋時雨」(松原市 マロンクリームさん)
    「番傘に秋の時雨や石畳」淡路市 お散歩おじさん)

    「秋暁に愛犬逝った一人旅」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「スタジオに秋を分けあう栗ケーキ」(大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「平成や御代の最後の秋の暮」姫路市 みよこさん)

    今週の特選句は、

    「弔問の人絶え間なく秋時雨」(堺市 堺のかわちさん)
    「一冊の友を選びて秋の暮れ」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「虫とりに授業わすれる子供かな」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    でした!
    次回のお題は枯尾花」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供

  • 2018年10月21日(日) 10時00分

    19日のゲストは、歌手の沢井明さんでした。

    19日のゲストは、歌手の沢井明さんでした。

    実はメジャーデビューが2012年と、意外と遅咲きの沢井さん。

    しかし、子どもの頃から歌うことが好きで、アマチュア時代に数々のステージをこなしてきた歌唱力は折り紙付き。

    そんな沢井さんの新曲が、こちらの「嘘の積木」。

    どこか懐かしい昭和テイストの曲で、カラオケでも歌いやすそうですね。

    カラオケ好きの皆さん、ぜひレパートリーに加えてみては?

  • 2018年10月20日(土) 12時49分 一紀のいろいろ万華鏡

    今、シニアの演劇が熱い!

    19日の「いろいろ万華鏡」では、NPO法人劇研プロデューサーで高槻市文化振興事業団 理事の杉山準さん(右)劇作家・演出家の小原延之さん(左)高槻市シニア劇団「WakuWaku」メンバーのMadam KaKaさん(中央)をお迎えして、シニア世代の演劇ブームについて、お話を伺いました。

    高齢化社会と言われる今日ですが、リタイアしたシニアの方たちが、自ら演じることを通じて第二の人生を楽しむという流れが起きているそうです。

    演劇は、単なる「お芝居」ではなく、台本を作る、演者や裏方など役割を決めて動くなど、結構、頭も体も使う創作活動です。

    きっかけは、2006年に故蜷川幸雄さんが、劇団員全員が55歳以上という劇団「さいたまゴールド・シアター」を結成したのが始まりで、以来各地で、単なる趣味ではなく、本格的に演劇を追求するシニア劇団が生まれているそうです。

    高槻市では、2012年以降、高槻現代劇場を拠点に数々のシニア劇団が活動を始めているそうで、杉山さん、小原さんはそういた活動を支援されているそうです。

    そして、そんなシニア劇団「WakuWaku」で活動しているのがMadam KaKaさん。実は演劇経験は学校の学芸会も含めて全くなかったそうです。

    そんなMadam KaKaさんも出演する公演がこちら。

    高槻de演劇 秋のプログラム
    高槻シニア劇団 WakuWaku 第3回公演
    「一号棟一階南角にその保健室はある」

    日時:10月 27日(土) 11:00・15:30
       10月28日(日) 13:00
    場所:高槻現代劇場 305号室(全席自由)
    料金:1,500円
    お問合せ:高槻現代劇場 072-671-9999(10:00~17:00)

    演劇を通じて、新しい自分を発見してみるって、楽しそうですね!

     

    高槻現代劇場ホームページ

  • 2018年10月19日(金) 09時53分 メッセージテーマ

    思い切って、やってみる!

    本日のメッセージテーマは清水の舞台から・・・です。

    寺谷さんと、あっきんにとって「清水の舞台から・・・」と決意したことは何でしょうね?

    皆さんからのメッセージをお待ちしています。

    メール:maido@jocr.jp

    FAX:078-361-0005

    番組 Instagramは、こちらです!

    寺谷一紀のまいど!まいど! 公式Instagram

  • 2018年10月15日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(10月12日)

    10月12日のお題は」「雑詠でした。

    まずは、大森さんの句からご紹介します。
    「雁わたる一縷の望み託しけり」
    「みまかりし空の高きに雁わたる」
    「励まして今励まされ雁の文」

    妙音新聞からは
    「被災地の復興祈る雁の声」(伊勢市 岩本彩さん)
    「天窓を四角に過る雁の棹」(八尾市 淺井祥多さん)
    「雁が音や新書かがやき書架は古り」(藤井寺市 竹村智巳さん)

    今週の上田秋成の句は、
    「をし鳥やよくも男にや埋れたぞ」
    「ちどり鳴きにしとおもふも寒さかな」
    「しらつゆやしらしら霜にならんとす」(無腸)

    続いてに出演者のみなさんの句をご紹介します。

    寺谷さんの句は、
    「竹生島 船を導く雁の群れ」
    「焼松と伝助穴子 出会う宴」

    あっきんの句は、
    「雁渡る異常気象に驚きだ」
    「晩秋に心入れ替え誓う夜」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「雁のよに がんがん高く飛べたなら」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「誕生日もうすぐ来るよ祝ってね」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「雁風呂の古典落語に胸打たれ」門真市 門真のびんぼっちゃまさん)
    「国境もなく帰る故郷 雁の群」神戸市垂水区 チョイマル親父さん)
    「雁の列大空飛ぶや里帰り」神戸市垂水区 ますきん)
    「花札や絵面楽しき月に雁」(淡路市 お散歩おじさん)
    「見上げれば東の空に雁が飛ぶ」(大阪市天王寺区 オムライスさん)
    「シベリヤから雁の飛来に伯父想う」姫路市 みよこさん)
    「雁なくや1つ2つと町明り」奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「道迷いV字飛行の雁を追い」(守口市 守口のタヌキさん)
    「雁が鳴く水掻きながらかりかりと」(尼崎市 すずさん)

    「御所に立ち見上げる秋の大文字」(守口市 守口のタヌキさん)
    「軒先の杉玉碧く輝いて」(たつの市 そうすけとうららのおばあちゃんさん)
    「無人駅 牛乳瓶の生け芒」篠山市 まさ・あっこさん)
    「ぐい吞みに名月映しぐいと飲み」たつの市 悪魔の囁きさん)
    「包み紙 石焼きイモがくれた記事」大阪市平野区 くずれ荘の管理人さん)
    「可愛らし色鳥どりの水田や」赤穂市 アンちゃんさん)
    「まってましたイモ・クリ・ナンキンなに食べよ」豊岡市 ブタのブーさん)
    「角切やこれも仕事と愛護会」奈良市 法隆寺の鐘さん)
    「役目終え畔に寝転ぶ案山子かな」淡路市 お散歩おじさん)
    「真っ青や見透かされそうな秋の空」姫路市 みよこさん)
    「友達とおそろの服 秋の旅」奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)

    出演者の皆さんが選んだ句をご紹介します。

    渡辺料理長が選んだ句は、
    「軒先に下がる杉玉碧きこと」奈良市 法隆寺の鐘さん)
    「母が焼く さんまの香り秋の味」(神戸市北区 たけしさん)

    あっきんが選んだ句は、
    「雁が飛ぶ夕焼け空の秋模様」神戸市北区 たけしさん)

    アルミカン高橋さんが選んだ句は、
    「夕空にキャプテンの声 雁渡る」(交野市 星のブランコさん)
    「渋柿を食べれるカキに変えるババ」(赤穂市 風ちゃんさん)

    アルミカン赤阪さんが選んだ句は、
    「雁鳴いてワテがワテがと主張する」守口市 しんきいってんさん)

    今週の特選句は、

    「診察を終えて夕日の雁の棹」(篠山市 まさ・あっこさん)
    「灘五郷 新酒蔵出し香り立つ」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「アツアツの秋刀魚で飲んでる独りもの」大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「秋の蚊が必死にたかる腕や顔」(姫路市 みよこさん)

    でした!
    次回のお題は秋時雨」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    ※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。

    講評 大森保延さん
    1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
    文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
    1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
    1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    1997年茨木西ロータリークラブ会長。
    2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会副会長。

    コーナー提供