番組内容
ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。
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2017年8月17日(木) 10時00分
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今回のお題は「初秋」「原爆忌」でした。
まずは、大森さんの句からご紹介します。
「初秋と頭にきざみ暑に耐えむ」
「原爆忌スターマインに祈りこめ」
「原爆忌日本の事実遠ざかる」妙音新聞からは
「風の足稲田をかける初秋かな」(木津川市 尾前正成さん)
「原爆忌彼方の空に黙祷す」(五條市 馬場廣道さん)
「きのこ雲語り種なり原爆忌」(御坊市 松本裕子さん)
「三代目語り続けし原爆忌」(高槻市 溝畑恵美子さん)つづいて著名な俳人の句をご紹介します。
「初秋の千本の松動きけり」(夏目漱石)
「温泉の村に弘法様の花火かな」(夏目漱石)
「初秋や三人つれだちてそこらあたり」(正岡子規)
「秋立つやほろりと落ちし蝉の殻」(正岡子規)
「初秋の簾に動く日あし哉」(正岡子規)続いてに出演者の皆さんの句をご紹介します。
まず寺谷さんの句は、
「朗読の声つまらせて原爆忌」マイマイの句は、
「原爆忌 祖父の写真に手をあわせ」
「初秋に試着買い物 減るお金」アルミカン高橋さんは、
「初秋や海もプールも行けてない」アルミカン赤阪さんは
「原爆忌 一切ボケぬ真面目な子」今週はお盆中でしたが、たくさんの句を頂きました!
「山あかね初穂に遊ぶ初秋かな」(八尾市 ゴンちゃんさん)
「ひぐらしが初秋告げる かなかなと」(神戸市北区 たけしさん)
「草虫が初秋風すずしげに」(枚方市 のぶこさん)
「汗拭いてやっと聞こえた法師蝉」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
「高原の旅の案内 繰る初秋」(交野市 星のブランコさん)
「一葉ずつ色づいてゆく里初秋」(篠山市 まさ・あっこ!さん)
「青空に すじ雲流れ初秋かな」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
「雲かわり風爽やかに初秋なり」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
「眠い目をこすって動く初秋かな」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)「原爆忌 人がたくさん亡くなって」(奈良県高市郡 はるぴーさん)
「原爆忌 祈り鶴贈るこの平和」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
「折鶴も両手合わせる原爆忌」(神戸市垂水区 生涯現役きさん)
「鐘響き平和を願う原爆忌」(篠山市 まさ・あっこさん)
「高齢の語り部祈る原爆忌」(大阪市生野区 赤いバラさん)
「原爆忌 平和を祈り千羽鶴」(東大阪市 やすよさん)
「壁の中 惑う故人の声を聴く」(姫路市 みよこさん)
「原爆を保持する国の参加待つ」(大阪市淀川区 蒼龍さん)
「原爆忌 世界に届け祈る平和」(神戸市垂水区 ますきさん)それでは、出演者の皆さんが選んだ句を紹介します。
寺谷さんは
「鶴一羽オバマの願い原爆忌」(姫路市 みよこさん)マイマイは
「初秋は虫の鳴き声バトンパス」(守口市 しんきいってんさん)大田先生は
「草むらに虫の鳴き声 初秋かな」(神戸市垂水区 ますきさん)アルミカン高橋さんは
「原爆忌ケンカ仲間と手を合わす」(守口市 しんきいってんさん)アルミカン赤阪さんは
「友だちが焼き鳥誘う初秋かな」(大阪市生野区 赤いバラさん)
「原爆忌 語り部の数 減りにけり」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)大森さんは
「初秋や兄弟校の応援を」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
「初秋の蛾がとまりおり窓の外」(姫路市 みよこさん)
「広島のドームに悼む原爆忌」(神戸市北区 たけしさん)
「忘れまじ礎に祈る原爆忌」(八尾市 ゴンちゃんさん)
「語り部のすする茶もあり原爆忌」(交野市 星のブランコさん)
「太陽が落ちて焼けた日 原爆忌」(姫路市 みよこさん)そして今週の特選句は
「初秋や夏の思い出 閉じる風」(神戸市垂水区 生涯現役さん)
「甲子園 試合を止めて原爆忌」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)でした!
次回のお題は「秋の蝉」「芙蓉」で募集します。
お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係
※これまで紹介しました句をポッドキャストで聞くことが出来ます。
講評 大森保延さん
1954年、 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
1960年得度、1965年辯天宗婦人部総裁に就任。
文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など辯天宗文化部の発展に寄与。
1995年、 大和礼法弁才御流興隆。
1996年、大阪府より文化芸術表彰を受ける。
1997年茨木西ロータリークラブ会長。
2009〜2010年RI2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
大阪府更正保護協会理事。
茨木市更正保護推進協議会副会長。
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「ひょうご安全の日 推進県民会議」では、県民の皆さん一人ひとりが、常に「災害に備える」行動に取り組んでもらおうと「防災力強化県民運動」を推進しています。
この運動を普及させるため、毎年、兵庫県内の小・中・高校生を対象にしたポスターコンクールを開催しています。
今年度も、「小学生の部」「中学・高校生の部」そして中学・高校生のみ対象とした「コンピュータ・グラフィック部門」で、作品を募集します。
テーマは、もちろん「防災」。
具体的には、
・地震や津波、台風、豪雨など、自然災害について認識を深めるもの。
・個人・家庭・地域・学校・職場などにおける、防災訓練や防災学習など災害への備えを呼びかけるもの。
・自助・共助や災害ボランティアの大切さを訴えるもの
・耐震化や備蓄、避難の重要性や取り組みを呼びかけるものといった内容を盛り込んだ作品を募集します。
募集期間は、平成29年9月29日(金)まで。 当日消印有効です。
詳しくは
TEL:078-362-9984
までお問い合わせ下さい。
お子さんがいらっしゃるご家庭では、夏休みを利用して作品を制作してはいかがでしょうか?
みなさんのご応募、お待ちしています。
コーナー提供:
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この記事がアップされた現在、お盆休みの真っ最中。お車でお出かけの方も多いかと思います。
長~い渋滞には、ウンザリさせられますが、一つ心配なのが「乗り物酔い」。
これは、もう酔う人は酔ってしまいますので、何か対策が必要です。
「乗り物酔い」は、耳の奥にある「三半規管」というバランスをつかさどる器官の変調で引き起こされます。
三半規管の中にはリンパ液があります。これが体の傾きを察知して、脳に信号を送り身体のバランスを保っています。
歩いている時などは、歩く速さと同じスピードで周りの景色も動くので、三半規管で察知しているバランス感覚と、体が感じる知覚とのバランスがとれています。
しかし、車などに乗ると、絶えずリンパ液が揺さぶられる上、「自分は車の座席でじっとしている」のに「景色がどんどん変わるし体も上下左右に揺れている」という感覚のズレも加わって、体が変調をきたし乗り物酔いがおきてしまうのです。
さらに、
・睡眠不足や疲労、空腹または満腹
・カーブや揺れの多い道を通過する、ガソリンや車内の匂いが気になる
・「自分は乗り物酔いする」と思い込んでいるなどの要因が重なることで、「乗り物酔い」が引き起こされます。
では、どうすれば「乗り物酔い」を防げるか?
まずは、普段から体に負担をかけない健康的な生活を送りましょう。
また安全でスムーズな運転を心がけるだけで車の揺れは解消しますし、車内の匂いは日頃の清掃や車の窓を開けて走るなどすれば解決します。
「乗り物酔いするという思い込み」への対応は、酔いやすい人は事前に「酔い止め」の薬を飲んでおけば、それだけで安心感に繋がります。
ちょっとした心がけで、「乗り物酔い」は解消出来ますので、ぜひ試してみて下さいね。
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番組でもご紹介しましたが、先日8日(火)に大阪府茨木市の辯天宗冥應寺で開催されました「第62回茨木辯天花火大会」の様子をダイジェストでご覧ください。






