春先は空気が乾燥し、風も強い場合が多いため、火災の危険性が高くなります。
そこで、火災予防の意識を一層高めることで、火災の発生を防止して、高齢者を中心とする死者の発生を減らし、財産の損失を防ぐことを目的に毎年3月1日から3月7日の一週間「春の全国火災予防運動」が全国各地で実施されています。
今年度の標語は「お出かけはマスク戸締まり火の用心」です。
火災を防ぐために心掛けることとして、
「4つの習慣」と「6つの対策」
と言われるポイントがあります。
「4つの習慣」とは、
1 寝たばこは絶対にしない、させない
2 ストーブの周りに燃えやすいものをおかない
3 こんろを使うときは火のそばを離れない
4 コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
「6つの対策」とは、
1 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する
2 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し10年を目安に交換する
3 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは防炎品を使用する
4 火災が小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく
5 お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく
6 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う
この10のポイントに特に注意して、「火の用心」を心がけましょう。
ちなみに、県や市の職員、消防署などがご自宅へ火災警報器を販売に来たり、業者に販売を委託するなどはしていません。
そういった訪問販売には、ご注意ください。