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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2021年3月9日(火) 10時00分 防災マッカセナサイ!

    消防団への入団について

    消防団とは、消防署で働いてる専門の消防士と違って、普段は会社員や自営業、主婦、学生などをしながら、いざ火事や災害が起こった時には、消防活動に取り組むという、非常勤特別職の地方公務員です。

    ちなみに兵庫県は消防団員数が全国一位であり、実に4万人以上の消防団員さんが「自分たちの街は自分たちで守る」という思いを胸に、地域の防災・減災活動に取り組んでいます。

    消防団の仕事は、平常時は主に

    ・火災現場での活動を想定した「消火・防災訓練」

    ・応急手当やAEDの使い方などの講習会

    ・イベントや幼稚園訪問などによる防火啓発活動

    そして、災害が発生した時は

    ・消防士と連携して、火災の消火にあたる「消火活動」

    ・災害発生時の人命救助や避難誘導を行う「捜索・救助活動」

    ・風水害の際に、河川の氾濫などに備える「水防活動」

    といった活動に取り組んでいます。

    近年は、どの都道府県でも消防団員の数が減少傾向にありますが、一方で最近では、女性団員や学生団員などが増加し、それぞれの特性を活かした活動を行うなど、多様な消防団活動が広がっています。

    将来の発生が懸念されている、「南海トラフ地震」に備えて、地域の防災力を高めるためにも、消防団には、あなたの力が必要です。

    災害から大切な「まち」や「家族」を守る活動に、あなたも参加しませんか。

    入団資格は市や町ごとに条例で定められていますが、一般的には

    • 18歳以上
    • その市や町に住んでいる、または勤務している方

    であれば、入団できます。 

     消防団の活動に興味を持っていただけたら、消防庁の「消防団オフィシャルサイト」から、お住まいの地域の消防団をチェックして、ぜひお問い合わせください。

  • 2021年3月8日(月) 10時00分 大森保延のまごころ歳時記

    まごころ歳時記(3月5日)

    3月5日のお題は雑詠でした。

    まずは、大森先生の句から。
    「疫病を払いたまへと雛まつる」
    「脇床に一刀彫りの内裏雛」
    「予定なき日おもしろがって雛料理」

    妙音新聞からは
    「その傍に母の雛も雛祭」(八尾市  さん)
    「雛飾る昭和平成令和かな」(吹田市 土山さん)
    「凍蝶は静かに羽をたたみけり」(和歌山市 木下榮子さん)
    「啓蟄の終えて蛙の深呼吸」(志摩市 仲谷陽子さん)

    今週の藤岡玉骨の句は、
    「雛まつる男まさりといはれつつ」
    「雛売場隣はフランス人形の部」
    「火桶提げつつ雛の間へ招ぜられ」
    「雛あそびまましき娘とは見えず」
    「蓬摘むらし斑鳩の畦づたひ」

    続いて今週の寺谷さんの句は、
    「五ツ星のホテル閑散 雛寂し」
    「先付けに思わず笑みの若ごぼう

    あっきんの句は、
    「一輪の桃の節句花飾り」
    「蔵開き大賑わいのオンライン」

    アルミカン高橋さんの句は、
    「いつからか出さなくなった雛人形」

    アルミカン赤阪さんの句は、
    「雛人形 早く片してたはずなのに」

    続いてリスナーの皆さんからの句をご紹介します。

    「雛飾り逢えぬ孫爺プレゼント」(大阪市平野区 マサファイターさん)
    「コロナ禍やあしたに祈り流しびな」(川西市 心はいつも青春さん)
    「スーパーで雛ちらし寿司飛びついた」(赤穂市 アンちゃんさん)
    「角を取り鬼嫁もケーキで雛になる」(大阪市福島区 恋するサボテンさん)
    「かんばせの布を外して雛久し」(丹波篠山市 まさ・あっこさん)
    「雛人形なかなか決まらぬ老夫婦」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「ワンルームひなをかざる場所がない」(大阪市浪速区 ちひろさん)
    「新コロナ永遠の別れぞ雛流す」(三田市 インコママさん)
    「雛飾り持ち主いまだ相手なし」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「雛の頃 化粧を取れば思い出す」(大阪市東淀川区 淀川ペンギンさん)
    「手作りのチラシで祝うひな祭り」(神戸市垂水区 垂水の玄さん)
    「初孫娘 七段飾りで祝いおり」(箕面市 箕面のとしジィさん)
    「雛祭り笑顔あふれるうれしい日」(神戸市北区 マーブルさん)
    「代々と受けつぐ雛に思い込め」(豊岡市 あきひめさん)
    「お雛様 隣の内裏 誰座る」(茨木市 蒼龍さん)
    「立ち雛に会う口実を夢宗庵」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「はしゃがずに白酒飲んだ雛祭り」(大阪市天王寺区 レトルトカレーさん)
    「コロナ禍や家に寄り添ひな祭」(神戸市垂水区 ますきさん)
    「「つくばい」や坪庭かほる桃の花」(守口市 守口のタヌキさん)

    「白魚が腹の中でも踊ってる」(赤穂市 風ちゃんさん)
    「蕗味噌を口に運べばほろ苦し」(大阪府泉南郡 団塊の世代さん)
    「啓蟄にどこからきこえる虫の声」(大阪市東住吉区 ラビットさん)
    「メジロ来た密をついばみ愛らしい」(茨木市 蒼龍さん)
    「母さんが手肌に塗った桃の花」(草津市 グリーゼ581さん)
    「若狭路と飛鳥のなぞかお水取り」(川西市 心はいつも青春さん)
    「ただ酒に見え隠れする下ごころ」(大阪市平野区 気楽な隠居さん)
    「セキ3回花粉のせいと皆につげ」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「春風に梅の花びら舞い落ちる」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「雨垂れを湯舟で聞くや春の朝」(姫路市 みよこさん)
    「ほろ苦い菜の花パスタ花畑」(神戸市北区 マーブルさん)
    「鳴くひばり探せど広い麦畑」(神戸市中央区 吉田古民家さん)

    ゲストの斎藤さんが選んだ句は、
    「流し雛コロナもともに流してね」(姫路市 姫路の夢太郎さん)
    「マスクでも咳やくしゃみに殺視線」(箕面市 箕面のとしジィさん)

    ゲストの大学35年生さんが選んだ句は、
    「ひなまつりひとり寂しくちらしたべ」(群馬県太田市 夜明けの刑事さん)

    今回、大森先生が選んだ句は、
    「孫の手が人形倒し初節句」(神戸市中央区 吉田古民家さん)
    「施設でも媼乙女に雛まつり」(貝塚市 おにぎり娘さん)
    「古の雅ほんのり内裏雛」(三田市 キロマルさん)
    「幼子の幸せ願い流す雛」(草津市 グリーゼ581さん)
    「姫達磨そっと置きたる雛の段」(姫路市 みよこさん)
    「ひな壇の飾りにまけぬ孫の笑み」(阪南市 のんびりやさん)
    「密を避け五人囃子も出番なし」(神戸市垂水区 ちょい丸親父さん)
    「吾娘なくて虚しき日なり紙の雛」(池田市 土筆さん)
    「雛壇の小さき針箱針は無し」(堺市 のりおさん)

    「友が逝く彼岸真近のメールあり」(神戸市中央区 吉田古民家さん)
    「強東風や武庫川逆に流るごと」(三田市 インコママさん)
    「竹林の静寂を包む春の雪」(三田市 キロマルさん)
    「海鳴りに背向け切り込む春ツバナ」(守口市 守口のタヌキさん)
    「卒業としおりの写真ほほえみて」(奈良県吉野郡 吉野の茶つみさん)
    「巡り来る季節の風を幹にうけ」(大阪府泉南郡 ふーちゃんさん)

    今週は選ばれた句を全て特選句とさせて頂きました。

    次回のお題はお水取り」「雑詠で募集します。

    お題にこだわらない句も歓迎ですよ。
    初心者の方も、子どもさんも大歓迎!どんどんご応募下さいね!

    〒650-8580 ラジオ関西 寺谷一紀のまいど!まいど! 「まごころ歳時記」係

    講評 大森保延さん
    昭和29年 辯天宗宗務総長大森慈祥氏と結婚。
          文化活動奨励室部長として、茶華道・俳句・絵画など
          辯天宗文化部の発展に寄与。
    平成7年  大和礼法弁才御流興隆。
    平成8年 大阪府より文化芸術表彰を受ける。
    平成9年 茨木西ロータリークラブ会長。
    平成21年
     〜22年 国際ロータリー2660地区IM2組ガバナー補佐に就任。
    昭和39年7月~平成29年6月 辯天宗婦人部総裁
    大阪府更正保護協会理事。
    茨木市更正保護推進協議会

  • 2021年3月6日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    東日本大震災から10年 被災地の「今」を伺いました

    3月5日の「いろいろ万華鏡」では、宮城県気仙沼市にあります有限会社ナカデンキ 代表の斎藤英敏さんにお越しいただき、東日本大震災から10年を迎えた被災地の「今」についてお話を伺いました。

    東日本大震災では地震と連動して発生した巨大津波の影響で、2万人近くの死者を出す大災害となりました。

    斎藤さん自身もあやうく津波にのまれそうになりましたが、建物の上へ避難することでかろうじて助かったそうです。

    あれから10年たってこの2月に再び大きな地震が起きて、当時の記憶がまざまざと甦ったそうです。

    そんな斎藤さんが危惧しているのが、本当の意味で被災地が復興できていないこと。道路などのインフラは元に戻り、新たに高台が造成されて津波対策も万全になりました。

    しかし肝心の「人」が帰ってこない。帰ってきても仕事がない、収入も少ないなどの理由から、街から戻ってくる人はほとんどいないのが現状だそうです。

    また地球温暖化の影響もあってか、主力産業である漁業も振るわず、これからの将来への不安をいただきつつも、とにかく前に進むしかないという状況だそうです。

     

    今回斎藤さんからは、地元支援の力になれたらということで、3月の月間プレゼントとして気仙沼市の名産の一つであるフカヒレを使ったご当地ラーメンのセットをご提供いただきました。

    こちらは3名様にプレゼントです。 どんどんご応募くださいね。

    〒650-8580 ラジオ関西「寺谷一紀のまいど!まいど!」月間プレゼント係