番組内容
ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。
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10月24日のゲストは、噺家たちによるデキシーランド・ジャズバンド「ホーンなアホな」のリーダー、リピート山中さんと、マネージャーの桂あやめさんにお越しいただきました。

「ホーンなあほな」は、落語家の中で楽器を演奏できるメンバーが集まり「一緒にバンドをやろう」と始まった企画だあそうで、デビューの舞台は大阪の生魂神社で毎年開催される落語家の祭典「彦八まつり」。
そのオープニングで演奏を披露したのを皮切りに、ついには神戸・喜楽館の開館式でファンファーレを担当。それがきっかけで正式にバンドとして活動をスタートさせたそうです。
桂あやめさんは、かつてはメンバーとしてアルトサックスを演奏していましたが、現在はマネージャーとしてブッキングや企画運営を担当しているそうです。
番組内では、バンドの新曲「ええとこええとこ喜楽館」もご紹介しました。神戸・新開地をテーマにしたこの曲は、リピート山中さんが作詞作曲したオリジナルソングで「喜楽館」の閉演後に流れるエンディングテーマとして制作されたそうです。

軽快で親しみやすいメロディーが特徴のこの曲は、10月28日からカラオケのJOYSOUNDで先行配信され、11月1日には全国発売される予定です。
さらに話題は、11月1日・2日に開催される「神戸落語祭」へ。

新開地の喜楽館を中心に、区役所ホール、アートビレッジセンター、新公園など全6会場で約100人の噺家が出演する壮大なイベントです。
東京からも柳家花緑さん、立川志らくさんといった人気落語家が参加し、神戸の街全体が笑いに包まれる2日間になりそうです。
中でも注目は「落語家×お店コラボ企画」。落語家が地元の飲食店に入り、店主と一緒にメニューを考案・提供するというもので、料理好きの落語家による限定鍋や、スナックでの“落語家ママ”企画など、街全体が一体となった遊び心あふれる催しが展開されるんです。
また、映画『あなたのためならどこまでも』の上映会も行われます。この映画には月亭八方さん、笑福亭鶴瓶さん、そして生前の桂ざこばさんといった豪華メンバーが出演。主演は桂あやめさんで山中さんが音楽を担当したこの作品は、落語文化の温かみを映像で伝える貴重な一本として、今再評価されているそうです。
音楽あり、落語あり、映画あり──。神戸の街を舞台にした笑いと文化の祭典「神戸落語祭」に、ぜひお越しくださいね!
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10月24日の「いろいろ万華鏡」では、兵庫県の酒蔵「沢の鶴」の限定醸造「生酛純米冷やおろし」を囲みながら「女性が選ぶ日本酒コンクール・美酒オブ・ザ・イヤー2025」をご紹介しました。
大阪で開催された関西大会では、全国から集まった銘酒を「フルーティー部門」「ドライ部門」「エイジド(熟成)部門」など6分類で審査します。
女性審査員たちが選んだ最高賞には、なんと「エイジド(熟成)部門」から20年以上前の酒をブレンドしたという兵庫の「吟天龍王」が輝いきました。
日本酒の世界では、保存技術の進化により、かつて蔵の周辺でしか味わえなかった「冷やおろし」も全国で楽しめるようになりました。
語源の「冷(ひや)」とは“常温”を意味し、「卸」は“出荷する”という意味。冬に仕込んだ酒をひと夏寝かせ、秋に出荷するのが「冷やおろし」なんです。
一般的に2回行う火入れ(加熱処理)を1回にとどめることで、熟成の旨味を残しつつ、ほどよいまろやかさを生むそうです。
秋に味がのった状態を「秋上がり」と呼び、反対に味が落ちた場合は「秋落ち」とも言うそうで、まさに季節と時間が織りなす日本酒の芸術ですね。
また大阪・弁天町ベイタワーでは、10月25日(土)・26日(日)に、日本最大級の日本酒イベント「和酒フェス」が開催されます。

30の蔵元が集い、専用カップでの飲み放題や、豆腐を使った新感覚フード、馬肉串などとのペアリングが楽しめますよ。
吉川さんも25日のMCとして出演しますが、チケットはすでに売り切れだそうです・・・
でも、当日券が出るかもしれないということなので、お時間の許す方はぜひお越しくださいね!
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本日のメッセージテーマは「シメはどうする?」です。
食べ物のシメも人それぞれですが、寺谷さんはやっぱり麺! 一方のあっきんは健康的にもち麦ごはんなんですね。
みなさんの「シメ」を教えてください!
メール:maido@jocr.jp
番組 Instagramは、こちらです!
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10月17日のゲストは、高槻病院副院長で循環器内科主任部長の中島健爾さんにお越しいただきました。

実は、中島さんがご出演いただいた経緯というのが、番組コメンテーターの小玉誠三さんが、この春に心臓の異変で同院に救急搬送されたのがきっかけなんです。
その時のエピソードをもとに、中島さんには「心臓病の早期発見と予防」について語られました。
小玉さんは放送の数日前、息苦しさと胸の違和感を訴え2度倒れ、2回目の搬送時に緊急手術を受けました。血管が完全に詰まる「心筋梗塞」には至らなかったものの、冠動脈が狭くなり血流が悪化していた「狭心症」でした。
中島さんは「典型的な症状で、救急搬送時には一時的に治まるため見逃されやすい」と警鐘を鳴らしました。
狭心症の主なサインは、胸の圧迫感や冷や汗、左肩から首にかけての違和感など。特に高齢者は胸痛よりも“胃の不調”や“食欲減退”として現れる場合もあり、注意が必要です。
異変を感じたら、かかりつけ医に相談し、心電図や運動負荷検査などの精密検査を受けることが重要と呼びかけました。
また、生活習慣の改善が最大の予防策だと強調。高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙は動脈硬化を進行させる要因であり、「食生活と運動を日々意識することが血管を守る第一歩」とのことでした。
ウォーキングなどの軽い運動を毎日続けることが、心臓への負担を減らす効果的な方法なんだそうですよ。
さらにこれからの季節に多い“ヒートショック”にも要注意!急な温度差で血圧が変動し、浴室で倒れる高齢者が後を絶たないといいます。
「脱衣所や浴室を温めてから入るなど、事前の一工夫が命を守ります」と中島さん。
現在はカテーテルによるステント挿入など治療技術も進歩していますが「何よりも予防が最善の治療」と強調。心電図や頸動脈エコーなど、定期的なチェックを習慣にしてほしいと呼びかけました。




