1月24日のゲストは、大阪歯科大学口腔外科講師の辻要さんにお越しいただき、最新の歯科医療事情についてお話を伺いました。
前回ご出演の時もお話頂きました「歯牙移植」。もうダメになってしまった歯を抜歯した後、ほとんど使うことの無い「親知らず」を移植するという治療方法です。
前回出演の時から歯牙移植の事例は増えているそうで、最大のメリットは、自分の歯を使うので歯周病などに強い、ほとんどの治療が保険適用されるという点です。
「親知らず」を抜歯していない人は、ぜひ検討してみる価値があるそうですよ。
そして、もう一つ気になるのが、口腔がんが増えているということです。
これまで口腔がんは高齢者に多かったようですが、近年は若い女性にも増えてきているそうです。
明確な原因は不明ですが、女性の社会進出とともにストレスなどの要因が発病につながっている可能性も考えられているようです。
一つの目安として、口内炎がなかなか治らないという時は要注意とのこと。
通常の歯科だけでなく、口腔外科を受けることで兆候をキャッチすることも出来るそうなので、定期的な検診が大事ですね。