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寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2023年2月13日(月) 14時00分 防災マッカセナサイ!

    「災害時帰宅支援ステーション」について

    「災害時帰宅支援ステーション」皆さんご存知ですか?

    東日本大震災では、震源地から遠く離れた首都圏でも、交通機関がマヒしたために、学校や職場から帰宅することが困難になる「帰宅困難者」が数多く発生しました。

    今後発生が予想されている南海トラフ地震などの大きな災害では、鉄道などの公共機関が運転を見合わせるなどする影響で、徒歩での帰宅を余儀なくされる人が、多数発生する恐れがあります。

    そこで徒歩帰宅者のために、水道水やトイレ、通行可能な道路などの情報を提供する、「災害時帰宅支援ステーション」を設定する取り組みが進んでいます。

    滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、徳島県、三重県で、現在、事業を展開している、コンビニ事業者、外食事業者、その他のサービス事業者の協力のもと、昨年9月末現在で、12,256箇所のお店が「災害時帰宅支援ステーション」に指定されています。

    こうしたステーションは関西だけでなく、関東地方など全国でも設置が進んでいます。

    「災害時帰宅支援ステーション」の目印は、お店の入り口などに

    「災害時には、徒歩帰宅する皆様を支援します」

    という文言と、足が生えたハートマークのイラストが描かれた黄色と青色で彩られたステッカーが貼られています。

    いざと言う時に備えて、通勤・通学の途中にあるコンビニエンスストアやファミリーレストランなどが「災害時帰宅支援ステーション」に該当しているかをチェックしてみて下さい。

     

  • 2023年2月6日(月) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    災害現場で活躍する専門家!

    地震や水害など、大きな災害が起きた時に、災害現場で活躍する人というとみなさん、どんな職種の方を思いつきますか?

    警察・消防・自衛隊・・・。 テレビを見ていると、こうした職種のみなさんが救助活動をしている姿を、よく見かけますよね。

    でも、災害の現場では、他にもいろんな職種の人たちが、被災地の救援のために活躍しているんです。 今回は、その一つ「DMAT(ディーマット)」をご紹介します。

    DMAT」は「Disaster(ディザスター) edical(メディカル) ssistance(アシスタンス) eam(チーム)」の頭文字をとった略称で、正式名称は「災害派遣医療チーム」と言います。

    最近は映画やテレビドラマなどでも取り上げられることもあるので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

    DMATは、医師、看護師などで構成され、大規模な災害や事故などの現場におおむね48時間以内に活動できる機動性を持った、専門訓練を受けた医療チームです。

    結成されたきっかけは、阪神・淡路大震災です。

    この時は、初期医療体制の遅れにより、平時の救急医療レベルの医療が提供されていれば、救命できたと考えられる「避けられた災害死」が500名存在した可能性があったと、報告されました。

    そこで、この教訓を活かすべく、平成174月に、厚生労働省によってDMATが設立されました。

    DMATの活動は、現場の医療だけでなく、被災地の病院機能を維持、拡充するために、病院の医療行為を支援させて頂く病院支援や、大規模災害で多数の重症患者が発生した際に、被災地の外に搬送する、広域医療搬送など、機動性・専門性を活かした多岐にわたる医療的支援を行います。

    ぜひ、皆さんも関心をもってみてください。

    コーナー提供

  • 2023年1月31日(火) 13時00分 防災マッカセナサイ!

    雪害への備えについて

    先週は全国各地で最強寒波による大雪の被害が報道されていましたが、こういう時に注意が必要なのが、除雪作業中の事故です。

    毎年、除雪作業中の死亡事故が報告されていますの、事故を防ぐために次のことに注意しましょう。

    一人で除雪作業をしない。

    家族や隣近所に声をかけて、必ず二人以上で行いましょう。

    また携帯電話を持っておけば、もしも雪に埋まっても携帯を鳴らしてもらえば埋まっている場所が確認できるので、助けてもらうことが出来ます。

    「屋根からの転落」に注意。

    作業の際は、命綱とヘルメット・すべりにくい靴を着用しましょう。

    低い屋根でも油断は禁物です。また、はしごを使う場合はしっかりと固定しましょう。

    除雪した雪を周りに残しておけば、いざという時、クッション代わりになってくれます。

    また、除雪機の雪詰りを取り除く時は、必ずエンジンを切って安全を確認してから作業しましょう。

    そして大雪の際は、不要不急の外出は控えましょう。

    どうしても車で外出する必要がある場合は、スタッドレスタイヤへの交換やタイヤチェーンの携帯を忘れないように、または早期装着を心がけましょう。

     そして車内で待機している時は、必ず車の排気口周辺に雪が積もっていないか確認してください。

    マフラーが雪で埋まっていると、排気ガスが車内に入り込み、一酸化中毒になる恐れがあります。

    自宅にいる場合も、大雪で外出が出来なくなるような事態に備えて、地震の時と同じように非常用の備品を用意しておきましょう。

    まだまだ、寒気が来る可能性がありますので、十分ご注意ください。

     

    コーナー提供

  • 2023年1月16日(月) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」各賞発表のおしらせ

    1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」とは、全国の子どもたちや学生の皆さんが学校や地域で取り組んでいる防災教育や防災活動を表彰する事業です。

    小学生、中学生、高校生、大学生、特別支援学校・団体の5部門に、全国の学校・団体から計123件の応募があり、その中からグランプリをはじめとする全57件の各賞が選考されました。

    グランプリに輝いたのは、和歌山県立熊野高等学校Kumanoサポーターズリーダーによる

    「『高齢者の安否確認ボランティア』『プライバシー保護用のAEDシートの普及・啓発活動』『防災活動に生かすためのジオパークのリモートツアーガイド』『上富田町(かみとんだちょう)との合同防災訓練』などの取り組み」

    です。

    兵庫県からは、

    ・兵庫県立尼崎小田高等学校 普通科 看護医療・健康類型・・・「奨励賞」

    ・兵庫県立和田山特別支援学校・・・ぼうさい大賞」

    ・兵庫県立佐用高等学校・・・「はばタン賞」

    TEAM―3A・・・「だいじょうぶ賞」

    ・学校法人七松学園 認定こども園 七松幼稚園・・・「フロンティア賞」

    ・神戸国際大学防災救命(DPLS)クラブ・・・「継続こそ力 賞」

    ・明石工業高等専門学校「D-PRO135°と若者防災協議会、西宮・尼崎の防災教育を考える会・・・「しなやかwithコロナ賞」

    をそれぞれ受賞しました。

    なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年度は表彰式・発表会は関係者のみで執り行い、一般の方へはオンラインでのライブ配信を予定しています。

    受賞された学校・団体の取組も参考に、各ご家庭や地域でも防災の意識を高める取り組みを始めてみませんか?

  • 2023年1月9日(月) 15時00分 防災マッカセナサイ!

    「ひょうご安全の日のつどい」のおしらせ

    兵庫県では、毎年117日を「ひょうご安全の日」と定めて、様々な事業を通じて震災の経験と教訓を、次の世代につなげています。

    今年も117日は「1.17ひょうごメモリアルウォーク2023」が開催される他、HAT神戸に設けられる「交流ひろば」や「交流ステージ」では、NPOやボランティアグループ、防災関係機関などによる防災学習などの活動展示や、若者グループによるステージなどが行われます。

    また会場付近では、三田市在住で風や水で動く作品で知られる彫刻家の新宮 晋さんによるアートプロジェクト「元気のぼり」の展示が行われます。

    なお、当日は、新型コロナウイルス感染防止対策として

    ・手指消毒など基本的な感染防止対策の徹底

    ・展示会場で、炊き出しなど調理した飲食の提供は実施しない

    など、ガイドラインに従った対策のうえ、行事を開催します。

    防災への意識を高める機会として、ぜひご参加ください。