寺谷一紀のまいど!まいど!

番組内容

ナニワのアナウンサーこと寺谷一紀が神戸をキーステーションに生放送でお送りする関西ええとこまるかじりの情報ワイド番組。
毎回多彩なゲストをスタジオにお迎えして、“聴くカルチャー”をコンセプトに、格調高く個性的にお届けしています。

  • 2026年7月25日(土) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    誰でも演奏できる! 素敵な楽器をご紹介しました!

    7月24日のゲストは、インスタコード株式会社 代表取締役のゆーいちさんをお迎えして、ゆーいちさんが開発した「誰でも演奏できる」楽器、インスタコードをご紹介しました。

    ウクレレよりもひと回り小さく、ギターのようなかわいらしい形をした電子楽器「インスタコード」は、弦がないのに、指で軽く触れるだけで豊かな音が鳴る、とてもお手軽な楽器です。

    その大きな特徴は、一般的な楽譜や難しいコードを覚えなくても演奏できることです。楽譜には「1・5・6・4」などの数字が並び、本体に配置された同じ数字のボタンを押しながら、反対の手で弦の代わりとなる部分をなでれば音が鳴ります。

    初めて触った寺谷さんたちも、数字を追いかけるだけで曲の伴奏を奏でることができてビックリしていました。

    開発のきっかけは、ゆーいちさん自身がギターをうまく弾けなかったことでした。ボーカリストとして活動していた頃、相方からギターを弾くよう勧められたものの、なかなか身につかず、自分にも演奏できる楽器を探した末に「誰もが楽しめる楽器を作ろう」と考えたそうです。

    インスタコードは、楽器経験のない人だけでなく、指を自由に動かしにくい人にも演奏の可能性を広げています。ゆーいちさんによれば、インスタコードは階段ではなくスロープのような「音楽のバリアフリー」を目指す楽器だと語りました。

    音楽ゲームのような楽しさや、リハビリ、イベント、観客参加型の演奏など、さまざまな活用の可能性を感じる楽器ですね。

    インスタコード オフィシャルサイト

  • 2026年7月24日(金) 06時59分 メッセージテーマ

    酷暑には負けないぞ!

    本日のメッセージテーマはテンション上がったことです。

    猛暑つづきの毎日ですが、こんな時こそ番組からリスナーのみなさんへエールをお送りします!

    プレゼントにもなっているオリジナル応援棒を叩いて、この夏を乗り切ろう!

    みなさんの「テンション上がった」エピソードをお待ちしています!

    メール:maido@jocr.jp

    番組 Instagramは、こちらです!

    寺谷一紀のまいど!まいど! 公式Instagram

  • 2026年7月19日(日) 10時00分 まいど!いらっしゃい!ようおこし!

    「それならできる」から始まる一歩!

    7月17日のゲストコーナーでは、産業保健師の駒井若菜さんをお迎えしました。

    産業保健師とは、企業で働く人たちの心と体の健康を支える専門職です。駒井さんによると例えるなら「会社の中の保健室の先生のような仕事」なんだそうです。

    産業保健師は、看護師と保健師の両方の国家資格を持ち、体調不良や熱中症への対応だけでなく、近年増えているメンタルヘルスの相談にも応じているんです。

    産業保健師として6年目を迎えた駒井さんは、これまでに3400人以上の働く人を担当してきました。その中で感じたのは、相談に訪れる時点ですでに頭痛や気分の落ち込みなど、不調が進んでいる人が多いという現実です。

    そこで駒井さんが始めたのが、「それならできる」という小さな自信を育てる「それならプロジェクト」です。自分の好きなことや本当にしたいことに気づき、自己否定をせず、最初の一歩を踏み出すことを大切にしています。

    この4月には、地元・奈良県大和郡山市で金魚を題材にしたアート体験を開催したそうです。参加者は金魚のコースターに絵を描き、裏面に願い事を書きます。

    小学生の親子を中心に、大人や外国籍の人も参加し、運営スタッフを含めて377人が集まったそうで、家族や周囲の人と願いについて語り合うことで、普段は知らなかった相手の思いに触れる機会にもなった参加者も多かったそうですよ。

    完成した作品は、大和郡山市立図書館に展示されています。

    駒井さんが産業保健師を目指した背景には、女手一つで育ててくれたお母さんの存在があるそうです。昼夜を問わず働き、体調を崩す姿を見たことで、働く人の不調を予防したいと考えるようになったそうです。

    今後はイベントだけでなく、働く人のメンタルヘルスを守るサービスや仕組みの開発にも取り組み、活動を持続可能な事業へ育てたいと語ります。

    大きな目標を前にすると、最初から完璧を求めて動けなくなることがあります。しかし、「それならできる」と思える小さな行動を重ねれば、自分の未来は少しずつ変わっていきます。駒井さんの活動は、心の不調を防ぐためにも、自分の本音に耳を傾ける時間が大切であることを教えてくれました。

  • 2026年7月18日(土) 10時00分 一紀のいろいろ万華鏡

    かがり火が照らす幽玄の世界とは

    17日の「いろいろ万華鏡」では、能楽師の谷口雅彦さん(右)と山口尚志さん(左)をゲストに迎え、お二人が出演される薪能の魅力について伺いました。

    お二人は、谷口さんが寺谷さんの先輩、山口さんが同級生というご関係。この8月11日と12日に大阪・生國魂神社で開催される「第70回大阪薪能」に出演されるそうです。

    大阪薪能は昭和32年から続く歴史ある催しで、能楽の五つの流儀がそろって出演する、全国的にも珍しい舞台です。同じ演目でも流儀によって演出や表現が異なるため、それぞれの特色を一度に楽しめる貴重な機会となっています。

    薪能の大きな魅力は、なんといっても屋外で行われることです。夕方から舞台が始まり、日が暮れる頃にかがり火へ火が入れられます。

    炎に照らされた能舞台は、劇場とは異なる幻想的で幽玄な雰囲気に包まれます。一方、8月の屋外公演は演者にとって体力的にも過酷であり、日頃からの鍛錬が欠かせないそうです。

    山口さんは12日の演目「石橋」で主役にあたるシテを務めます。「石橋」は、中国の霊山を舞台に獅子が現れて舞う、華やかで迫力のある演目です。今回は前半を省略した短い構成ながら、約15分の中に見どころが凝縮されています。金剛流では3頭の獅子が登場し、そのうちの一人を山口さんの息子さんが務めるため、親子共演も注目されています。

    谷口さんは同じ演目で、合唱にあたる地謡のリーダーを務めます。高校時代に偶然入った謡曲部をきっかけに能楽と出会い、その魅力に引き込まれてから約55年。現在は学校の能楽部の指導や能楽界の運営にも携わり、伝統文化の継承に力を注いでいます。

    能は難しいと思われがちですが、あらかじめ物語を知ってから鑑賞すると、舞台の動きや音楽の意味が理解しやすくなるそうですよ。

    かがり火の中で繰り広げられる迫力ある舞を入口に、日本の伝統芸能の奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。